今は昔、「絵の出るレコード」と言われるメディアがありました。私がそのプレーヤーを買ったのは、もう20年も前のことでした。そうです。「絵の出るレコード」とは、レーザーディスク(LD)と呼ばれたものであります。いまや、その地位をDVDに取って代わられ、五年ほど前を最後に製造されなくなったようですね。今回はこのLDについてのお話です。
LDと同じ時期によく似たものといて、LHDというのもありました。規格争いで敗れLDが主流となりました。当時のビデオ、VHSやベータと違って画質が良かったです。今、LDを見てもハイビジョンに慣れた眼ではそれほどいいとは思いませんが、VHSなどはもっと悪かったです。そんなLD、わが家にもありまして、ソフトもオペラなどを中心にいくつかのものがあります。
思い返せば、1992年やと思うのですが、ちょうど信州へのスキー場への出張で早朝に帰宅した日に、勇んで日本橋に買いに行ったことを記憶しています。当時須磨に住んでいたので、車にのって行きました。LDを買っただけでなく(これはソフトがなかったら、ただの箱ですから…)、カラヤンの『蝶々夫人』や、パバロッティの『リゴレット』などのソフトを買いました。ちょうどソフトも10000円くらいするものから半額くらいになっていた時期でした。そして自宅で見ると、その画面の明瞭さと明るさ、そして音のよさにもビックリしたのでした。
その後、ホイホイとソフトを買ったか、と言えば、そうでもなかった。でも、その後ブーレーズの指環全曲を買ったのがひとつのピークでしょうか。これは高かった。でも10万近くしたのが半額に値下がりしたので、思い切って買いましたが、4万ほどしました。それろワーグナーのバイロイト音楽祭のライブのLDも買いました。ワーグナーの主要なオペラをLDで揃えました。他にも、このブログでも取り上げたアバドとドミンゴの『ローエングリン』。これも1万と少ししましたが、最も気に入っている者でした。『バラの騎士』『アラベラ』『セビリアの理髪師』などなどをボツボツ買っていきました。
今でもそうなのですが、私はあまり映像を見ながら音楽を聴くとか、オペラでも舞台を見ながら聴く、ということをあまりしないのです。オペラでも対訳を見ながら、と言う方が多いです。しかし、映像があれば、オペラの理解も深まることが事実ですので、思いだしたように、LDやら最近録画したDVDなどを見ようとするのでありました。
そんなことで、最近よく聴くオペラを画像で見ようと思い、久しぶりにLDのスイッチを入れまいた。私の機種はパイオニアのCLD200で、5万くらいのものと思います。すると、右チャンネルからブーンという雑音しか聞こえないのです。ショックでした。まあそんなに使ってないから、壊れることはないだろうと、多寡をくくっていたのでした。そしたらこのザマです。LDからDVDへダビングしておこうとも思っていましたが、邪魔くさいので、また今度、と思っていたのでした。このままだと、わが家のLDは一切見れなくなります。困りました。
この局面打開の方策は、①修理する。でも今でもできるんでしょうかね。②中古品をネットなどで探す。いずれかであります。①は代金がいくらかかるか不安です。②もけっこう見ることができ、こっち方が現実的かもしれません。とにかく、急遽この対応策を考えて、実行に移さなければ、「絵の出るレコード」は用をなさないものになってしまいます。とほほであります。
LDが壊れてたことを受けて駄文を連ねてきました。これについての動きがあれば、また報告いたします。最近クラシック音楽を聴くことを敬遠する傾向について述べましたが、けっして今回のこんな更新はそれが原因ではありません。次回はLDで見ようとしたオペラについてを取り上げることをお約束いたします。すんません。
LDと同じ時期によく似たものといて、LHDというのもありました。規格争いで敗れLDが主流となりました。当時のビデオ、VHSやベータと違って画質が良かったです。今、LDを見てもハイビジョンに慣れた眼ではそれほどいいとは思いませんが、VHSなどはもっと悪かったです。そんなLD、わが家にもありまして、ソフトもオペラなどを中心にいくつかのものがあります。
思い返せば、1992年やと思うのですが、ちょうど信州へのスキー場への出張で早朝に帰宅した日に、勇んで日本橋に買いに行ったことを記憶しています。当時須磨に住んでいたので、車にのって行きました。LDを買っただけでなく(これはソフトがなかったら、ただの箱ですから…)、カラヤンの『蝶々夫人』や、パバロッティの『リゴレット』などのソフトを買いました。ちょうどソフトも10000円くらいするものから半額くらいになっていた時期でした。そして自宅で見ると、その画面の明瞭さと明るさ、そして音のよさにもビックリしたのでした。
その後、ホイホイとソフトを買ったか、と言えば、そうでもなかった。でも、その後ブーレーズの指環全曲を買ったのがひとつのピークでしょうか。これは高かった。でも10万近くしたのが半額に値下がりしたので、思い切って買いましたが、4万ほどしました。それろワーグナーのバイロイト音楽祭のライブのLDも買いました。ワーグナーの主要なオペラをLDで揃えました。他にも、このブログでも取り上げたアバドとドミンゴの『ローエングリン』。これも1万と少ししましたが、最も気に入っている者でした。『バラの騎士』『アラベラ』『セビリアの理髪師』などなどをボツボツ買っていきました。
今でもそうなのですが、私はあまり映像を見ながら音楽を聴くとか、オペラでも舞台を見ながら聴く、ということをあまりしないのです。オペラでも対訳を見ながら、と言う方が多いです。しかし、映像があれば、オペラの理解も深まることが事実ですので、思いだしたように、LDやら最近録画したDVDなどを見ようとするのでありました。
そんなことで、最近よく聴くオペラを画像で見ようと思い、久しぶりにLDのスイッチを入れまいた。私の機種はパイオニアのCLD200で、5万くらいのものと思います。すると、右チャンネルからブーンという雑音しか聞こえないのです。ショックでした。まあそんなに使ってないから、壊れることはないだろうと、多寡をくくっていたのでした。そしたらこのザマです。LDからDVDへダビングしておこうとも思っていましたが、邪魔くさいので、また今度、と思っていたのでした。このままだと、わが家のLDは一切見れなくなります。困りました。
この局面打開の方策は、①修理する。でも今でもできるんでしょうかね。②中古品をネットなどで探す。いずれかであります。①は代金がいくらかかるか不安です。②もけっこう見ることができ、こっち方が現実的かもしれません。とにかく、急遽この対応策を考えて、実行に移さなければ、「絵の出るレコード」は用をなさないものになってしまいます。とほほであります。
LDが壊れてたことを受けて駄文を連ねてきました。これについての動きがあれば、また報告いたします。最近クラシック音楽を聴くことを敬遠する傾向について述べましたが、けっして今回のこんな更新はそれが原因ではありません。次回はLDで見ようとしたオペラについてを取り上げることをお約束いたします。すんません。
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