新オーディオ購入顛末②

先日、お待ちかねの新しいスピーカーがやっと届きました。それで、前のスピーカーは車に積んで、岡山の家に持って行きました。以下、新しいスピーカーについての報告であります。

そもそも、スピーカーについては、家が狭いことなどから、トールボーイ型を買おう！と決めていました。そして国産ではなく外国もの、値段的にもペアで30万くらい、ということでした。それで、いろいろと雑誌などを見ながら、候補を絞りました。四点ほど。①ＥＬＡＣ FS427SE（399000円）、②ＫＥＦ R700（327000円）、③Ｂ＆Ｗ CM9（348000円）、④ピエガ TPS（29400円）以上です。これらは値段は定価というか標準価格なんですが、値引きの幅はけっこうちがいがあって、一番高いＥＬＡＣが値引き後も一番高いか、といえばそうでもないのですね。まあ、30万前後で買えるのかな、ってところです。

12月のことです。実際に以前に報告したお店で聴かせてもらいました。、いやー、やっぱりどのスピーカーもいい音しますねえ。値段だけのことはありますね。最初のお店では、ＥＬＡＣとピエガしかありませんでした。ピエガはなかなか独特の音がしまして、これもいいかな、とは思ったのですが、正攻法ではないな、と感じました。あとＫＥＦとＢ＆Ｗを求めて、翌日日本橋のお店に行きました。そこには、ピエガ以外がありまして、じっくり聴かせてもらいました、アンプとＣＤプレーヤーも、マランツとデノンのでお願いしました。ＫＥＦとＢ＆Ｗはなかなかの迫力で、強靱さも感じました。これに対してＥＬＡＣの方は多少おとなしめ、しかし、繊細さでは優っているな、と思いました。つまり迫力と強靱さと、繊細さを合わせ持つということでは、ＥＬＡＣかな、ってとこでした。加えて、幅がＥＬＡＣが22㎝いうことで、他のふたつは30㎝を超えるのです。小さな家なので、場所をとらないほうがいいや、ということもありまして、これもあってＥＬＡＣがいいな、と思いました。

それで値段ですが、先のお店ではペアで33万くらい、もう少し頑張れば32万くらいかな、ってとこでした。次に言ったお店では29万円台ということでした。ただ、このFS247SEは、12月で生産が終了（なんでも木材か何かの材料が入手できなくなったとのこと）で、先の店では最後の１セットの在庫があるが、次の店では１月中旬にならなければ入ってこないとのことでした。うーん、まだ１ヶ月待たなければならないか、正月休みに聴きたいなあ、なんて思いましたが、値段が安い方ということで、次のお店で買うことにしました。あとスピーカーケーブルなんかもつけてもらいました。そして、まだかな～、と首を長くして待って、１月21日になんとか届いた次第です。

そして、肝心の音ですが、まずピアノの音、これが実に本物のピアノの音に限りなく近いのです。ピアノのダイナミックな音、細かい音、これらがなんとも写実的ですね。次ぎにヴァイオリン。これも音の大小が非常に明確。大きな音と小さな音よさが際立っています。そして、弦の艶やかな音が心に染み込んできます。ボーカル、これもこれまでの音とは、かなり違う音質であります。低音から高音まで、同じ音として捉えることができますねえ。

というように、いろいろと感想を述べてきましたが、実はスピーカーが届いてから、仕事が忙しくなりましたのと、聴こうと思っていたら、家人や娘がテレビを見る（わが家はテレビの横にオーディオがある。40型の液晶を先日買ったので）ことがあったりして、なかなか聴けないのです。じっくり聴いてから感想を、と思っていたら、もう一月。これはとりあえず現在の状況を報告しておかなければなるまい、と思い、今回の報告になりました。また、機会を見つけて述べたいと思っています。すんません。