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カープの丸がジャイアンツにFAで入団することが決まりました。マリーンズには元から入る目はなかったと思いますが、カープに残ればいいのにねえ。やはりお金ですねえ。まあ仕方ないですが…。しかし、ジャイアンツ、中島や炭谷、そして丸。まだ岩隈や金子も狙う?去年は若手育成とかで、村田さんは戦力外になったのに、監督が替わったとしても、この変貌ぶりはどうなんでしょうか。まあ、マリーンズとは別リーグなのでいいですが…。こんな球団、嫌ですねえ。
ということで、今回もピアノ。またまたベートーヴェン。やはり、この32曲のピアノ・ソナタは偉大ですねえ。聴けば聴くほど、これだけのピアノ曲を作曲したベートーヴェンは、実にすごい、とまあ当たり前のようなことを痛感するのでありました。今回は、ピアノ・ソナタ第23番へ短調作品57『熱情』であります。まあ、超有名曲です。ピアノ・ソナタでも告別やワルトシュタインと並び、中期の代表作ですし、悲愴・月光と並び三大ピアノ・ソナタと言われています。
この曲は、中学生のころ、凄い曲だなあ、と思い、こんな曲を弾けたらさぞかっこいいだろうなあと思ったことがありました。その後、あまり好きではなくなり、それほど聴かなくなりましたが、ときたま聴くとやはり圧倒されますねえ。もしかしたら32曲中、ベストかも知れませんねえ。作品55は英雄、56が三重協奏曲、58はピアノ協奏曲第4番、59はラズモフスキーSQ三曲、60は交響曲第4番、ということで、まさに「傑作の森」でありますねえ。
そして、この演奏ですが、ホロヴィッツも、バックハウスも、その他名演奏はあまたありますが、今回は、エミール・ギレリスの演奏であります。ギレリスは、1985年に逝去されていますので、もう没後35年になります。もうそんなになりますか…ですねえ。ベートーヴェンのピアノ・ソナタは、1972年から1985年まで、第1・9・22・24・32番を除く、27曲を録音してます。『熱情』は、1973年6月の録音。全曲ではないのが、実に残念ですねえ。このCDは、9枚組でその昔、堂島のワルツ堂で7650円で買いました。懐かしいです。
ギレリスのベートーヴェンのピアノ・ソナタは、以前に取り上げたことがあります。2006年2月ということで、もう十年以上の前のことです。第31番に言及しました。いやー懐かしいです。それ以来、ギレリスはそれほど聴いていないのは、全集のようなものが出てないからでしょうか。DGあたりからの発売を期待します?それはそれで、「鋼鉄のピアニスト」、体育会系とか言わわれ、ロシアン・ピアニズムの代表選手。強靱な打鍵と見事技巧はともかく、このベートーヴェンのピアノ・ソナタにはこんな印象は感じません。技術的には申し分なく、ときたまに強打一発。これに対比するような柔らかく慈しむようなピアノが加わって、私は同曲のベストと言っても過言ではないか、と常々思っております。
この熱情も、第1楽章、冒頭から曲に引き込まれていきます。一気呵成に畳みかけるような演奏はさすがですね・混じりっけのない純なピアノの響きもいし、強弱のバランスもよく安定感も心地よく、その変化も私には理想的に聞こえます。加えてテンポはゆったりめで噛み締め確かめるように進みます。そして、力の7割程度で弾くように感じさせるところにも心地よさがあります。第2楽章、一転して穏やかな曲。とは言えギレリスのピアノは、やはり強靱。本質的には同じだが、曲に合わして変化を表情に反映させるあたりは秀逸。明晰。こんなピアノは大好きです。そして第3楽章。再びピアノを鳴らしまくる場面が登場。この迫力や強靱さは他ではなかなか聴けません。爽快感が加わるとともに、ベートーヴェンの感情の爆発を表現しているようで、そのあたりは、技巧的にも申し分なく、曲の本質も存分に聴かせてもらえるということで、圧倒的な満足感がとても気持ちいいのでありました。
マリーンズでは、ドラ1の大阪桐蔭の藤原は、背番号2となりました。センターは藤原ですよ。丸が来なくても十分。外野は、角中・藤原・荻野・平沢あたりで十分であります。頑張れ!
(DG 453 221-2 1996年 輸入盤)
ということで、今回もピアノ。またまたベートーヴェン。やはり、この32曲のピアノ・ソナタは偉大ですねえ。聴けば聴くほど、これだけのピアノ曲を作曲したベートーヴェンは、実にすごい、とまあ当たり前のようなことを痛感するのでありました。今回は、ピアノ・ソナタ第23番へ短調作品57『熱情』であります。まあ、超有名曲です。ピアノ・ソナタでも告別やワルトシュタインと並び、中期の代表作ですし、悲愴・月光と並び三大ピアノ・ソナタと言われています。
この曲は、中学生のころ、凄い曲だなあ、と思い、こんな曲を弾けたらさぞかっこいいだろうなあと思ったことがありました。その後、あまり好きではなくなり、それほど聴かなくなりましたが、ときたま聴くとやはり圧倒されますねえ。もしかしたら32曲中、ベストかも知れませんねえ。作品55は英雄、56が三重協奏曲、58はピアノ協奏曲第4番、59はラズモフスキーSQ三曲、60は交響曲第4番、ということで、まさに「傑作の森」でありますねえ。
そして、この演奏ですが、ホロヴィッツも、バックハウスも、その他名演奏はあまたありますが、今回は、エミール・ギレリスの演奏であります。ギレリスは、1985年に逝去されていますので、もう没後35年になります。もうそんなになりますか…ですねえ。ベートーヴェンのピアノ・ソナタは、1972年から1985年まで、第1・9・22・24・32番を除く、27曲を録音してます。『熱情』は、1973年6月の録音。全曲ではないのが、実に残念ですねえ。このCDは、9枚組でその昔、堂島のワルツ堂で7650円で買いました。懐かしいです。
ギレリスのベートーヴェンのピアノ・ソナタは、以前に取り上げたことがあります。2006年2月ということで、もう十年以上の前のことです。第31番に言及しました。いやー懐かしいです。それ以来、ギレリスはそれほど聴いていないのは、全集のようなものが出てないからでしょうか。DGあたりからの発売を期待します?それはそれで、「鋼鉄のピアニスト」、体育会系とか言わわれ、ロシアン・ピアニズムの代表選手。強靱な打鍵と見事技巧はともかく、このベートーヴェンのピアノ・ソナタにはこんな印象は感じません。技術的には申し分なく、ときたまに強打一発。これに対比するような柔らかく慈しむようなピアノが加わって、私は同曲のベストと言っても過言ではないか、と常々思っております。
この熱情も、第1楽章、冒頭から曲に引き込まれていきます。一気呵成に畳みかけるような演奏はさすがですね・混じりっけのない純なピアノの響きもいし、強弱のバランスもよく安定感も心地よく、その変化も私には理想的に聞こえます。加えてテンポはゆったりめで噛み締め確かめるように進みます。そして、力の7割程度で弾くように感じさせるところにも心地よさがあります。第2楽章、一転して穏やかな曲。とは言えギレリスのピアノは、やはり強靱。本質的には同じだが、曲に合わして変化を表情に反映させるあたりは秀逸。明晰。こんなピアノは大好きです。そして第3楽章。再びピアノを鳴らしまくる場面が登場。この迫力や強靱さは他ではなかなか聴けません。爽快感が加わるとともに、ベートーヴェンの感情の爆発を表現しているようで、そのあたりは、技巧的にも申し分なく、曲の本質も存分に聴かせてもらえるということで、圧倒的な満足感がとても気持ちいいのでありました。
マリーンズでは、ドラ1の大阪桐蔭の藤原は、背番号2となりました。センターは藤原ですよ。丸が来なくても十分。外野は、角中・藤原・荻野・平沢あたりで十分であります。頑張れ!
(DG 453 221-2 1996年 輸入盤)
まだ、所有レコードが少なく、オーディオを始めたころだったので、なんと、第29番「ハンマークラヴィーア」でした。演奏はアシュケナージで、レコード1枚に、1曲です。そして、当時の装置では、まともに再生ができませんでした。何とか、このレコードを、まともな音で再生したいというのが、私の夢でした。3大ソナタを所有したのは、かなり後で、バックハウスでした。その後、「熱情」は、リヒテル、ルビンシュタイン、グルダ、ポリーニ等、色々聴いてきました。良い曲ですね。
さて、ロッテの球場「マリン・スタジアム」は、今後、新しく、建て替えるらしいですね。場所も移るとのことです。何とか来年は良い成績をおさめて欲しいものです。私は千葉在住ですが、あまり興味がありません。申し訳ありません!