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パリーグ・CSファーストステージ、マリーンズ勝ち抜きました。昨日今日とイーグルスと激闘。実にシビれる2試合でしたね。昨日は佐々木朗の快投、逆転されたあとのエチェバリアのHR、そして今日も逆転されたあとのマーティンのHR。この2発はほんとにスゴい当たりでしたね。打ったとたん、入った!でしたね。しばらく勝っていなかったので、実にうれしい試合でありました。水曜日からのバファローズとのセカンドステージ、下剋上といきましょう!!!
ということで、今回はベートーヴェン。ピアノ協奏曲であります。私はベートーヴェンのこのジャンルはそれほど聴いていなかったので、どんな演奏があって、どうのこうのには疎いな、と自負しているものであります。人気楽曲だけあって、CDで聴ける演奏も多いですよね。もう数が多すぎて、なかなか自分自身の中でも整理がつかないくらいです。バックハウスのイッセルシュテット、グルダとシュタイン、ケンプとライトナー、ギレリスとセル、これくらいがあればもう他はいらない、っていうレベルにとどまっているのであります。なんと前時代的か。
それで、今回取り上げるのは、ツィマーマンがバーンスタインVPOと共演した演奏です。その中から、ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37です。これも1989年9月の録音ですので、もう30年以上も前のもの。3〜5番を録音したあと、バーンスタイン逝去で、1・2番はツィマーマンが指揮も兼ねた形で全集が完成しました。ツィマーマンとバーンスタインは、ブラームスの協奏曲も録音しているので、相性はよかったんでしょうね。ツィマーマンは、30台前半。ショパンコンクールで19才で優勝して15年、バリバリの活躍のころでしょうか。
まず聴いて思ったことは、やはりVPOの音は重厚、艶のある美音、そして繊細であり豪快。なんだか久しぶりにオケの素晴らしさを実感しました。もちろんバーンスタインが引き出しているのですが。また最晩年のバーンスタインにしては、テンポもそれほどゆったりではありませんね。ゆったりはゆったりですが。特に第2楽章が顕著でしょうか。バーンスタインの変幻自在の指揮、見事であります。やはり熱いねえ。そして、ツィマーマンのピアノ、バースタインVPOに真っ向から立ち向かい、一歩も退かずどころか打ち負かす勢い。ゆったりと構え、スケールの大きなピアノを、一音一音確かな音色での演奏であります。
第1楽章。冒頭からただならぬ緊張感。VPOの美音はさまざまなヒダを造りながら、声高に語りかけてくれる。バーンスタインの勢いはこれまた尋常ではない。それに負けずのティマーマンのピアノ。非常に明晰であり、堅実に進む。バーンスタイン、ツィマーマンともに強さが前面に出た、欠点のない模範的な演奏であります。第2楽章、私はこの楽章は大好き。一転してしっとりと抒情的な遷しさがいっぱい。実にゆったりと旋律をふくよかに歌い上げる。VPOの弦も木管も美しさ一杯。しかし、ツィマーマンのピアノも美しさの極みですねえ。静寂な満月の夜に響き渡るピアノのようであります。惚れ惚れしますねえ。そして第3楽章。再びバーンスタイン、元気一杯。堂々とした響き。これに負けじとティマーマンも力が入る。どちらも爆音響かせの熱演。とはいえ実に繊細さも合わせ持ち、まったくスキのない充実ぶりは実に凄いですね。
そして、最後はライブらしい大爆発でありました。
そして、セカンドステージは10日(水)から。バファローズの山本由伸を打たないといけませんね。下剋上の再現を望むのでありました。ひとつでも多くの試合が見たいですね。願わくは日本シリーズでジャイアンツを倒したい(ごめんなさい、スワローズ)。
(DG 435 467-2 1992年 輸入盤)
ということで、今回はベートーヴェン。ピアノ協奏曲であります。私はベートーヴェンのこのジャンルはそれほど聴いていなかったので、どんな演奏があって、どうのこうのには疎いな、と自負しているものであります。人気楽曲だけあって、CDで聴ける演奏も多いですよね。もう数が多すぎて、なかなか自分自身の中でも整理がつかないくらいです。バックハウスのイッセルシュテット、グルダとシュタイン、ケンプとライトナー、ギレリスとセル、これくらいがあればもう他はいらない、っていうレベルにとどまっているのであります。なんと前時代的か。
それで、今回取り上げるのは、ツィマーマンがバーンスタインVPOと共演した演奏です。その中から、ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37です。これも1989年9月の録音ですので、もう30年以上も前のもの。3〜5番を録音したあと、バーンスタイン逝去で、1・2番はツィマーマンが指揮も兼ねた形で全集が完成しました。ツィマーマンとバーンスタインは、ブラームスの協奏曲も録音しているので、相性はよかったんでしょうね。ツィマーマンは、30台前半。ショパンコンクールで19才で優勝して15年、バリバリの活躍のころでしょうか。
まず聴いて思ったことは、やはりVPOの音は重厚、艶のある美音、そして繊細であり豪快。なんだか久しぶりにオケの素晴らしさを実感しました。もちろんバーンスタインが引き出しているのですが。また最晩年のバーンスタインにしては、テンポもそれほどゆったりではありませんね。ゆったりはゆったりですが。特に第2楽章が顕著でしょうか。バーンスタインの変幻自在の指揮、見事であります。やはり熱いねえ。そして、ツィマーマンのピアノ、バースタインVPOに真っ向から立ち向かい、一歩も退かずどころか打ち負かす勢い。ゆったりと構え、スケールの大きなピアノを、一音一音確かな音色での演奏であります。
第1楽章。冒頭からただならぬ緊張感。VPOの美音はさまざまなヒダを造りながら、声高に語りかけてくれる。バーンスタインの勢いはこれまた尋常ではない。それに負けずのティマーマンのピアノ。非常に明晰であり、堅実に進む。バーンスタイン、ツィマーマンともに強さが前面に出た、欠点のない模範的な演奏であります。第2楽章、私はこの楽章は大好き。一転してしっとりと抒情的な遷しさがいっぱい。実にゆったりと旋律をふくよかに歌い上げる。VPOの弦も木管も美しさ一杯。しかし、ツィマーマンのピアノも美しさの極みですねえ。静寂な満月の夜に響き渡るピアノのようであります。惚れ惚れしますねえ。そして第3楽章。再びバーンスタイン、元気一杯。堂々とした響き。これに負けじとティマーマンも力が入る。どちらも爆音響かせの熱演。とはいえ実に繊細さも合わせ持ち、まったくスキのない充実ぶりは実に凄いですね。
そして、最後はライブらしい大爆発でありました。
そして、セカンドステージは10日(水)から。バファローズの山本由伸を打たないといけませんね。下剋上の再現を望むのでありました。ひとつでも多くの試合が見たいですね。願わくは日本シリーズでジャイアンツを倒したい(ごめんなさい、スワローズ)。
(DG 435 467-2 1992年 輸入盤)
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