今週の月曜日、仕事が代休だったので、大学に行くのを少し早めに家を出ました。阪急に乗って梅田に行きました。僕は、三宮から梅田に行くのは、いつも阪神を使います。それは、梅田の中心部には、阪神の方が近いからです。今日は、阪急梅田の北の方の茶屋町に行くために阪急に乗りました。そんで、茶屋町のタワーレコードに行ったのです。この界隈は大きなビルがけっこう建ちましたね。で、そのタワーさんですが、思ったよりも大きくなかったです。難波のほうがたくさんあるかなって思いました。で、それなりに長いことCDを見てました。欲しいものはたくさんあったのですが、何枚か買いましたが、その中のひとつ。モーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』です。数あるオペラの中でひとつあげよと言われたら、もしかすると、フィガロをあげるかなって思うほどの作品です。聞くたびに、モーツァルトはやはり天才なんだ!と確信します。いろんな表情をもって、いろんな色に輝くオペラです、人物についても出色の描き方ですよ。これに、いろんな歌手の声が加わるから、一層深く表現されてます。これまでは、ベーム盤をよく聴いてましたが、新しい演奏も聴きたいところでした。そこで、タワーさんで、レヴァイン=メト盤を見つけ、ジャケットになんやら艶っぽいきれいなお姉さんがいたので、思わず買ってしまいました。2690円。このレヴァイン盤は、フェルッチョ・フルラネット(フィガロ)ドーン・アップショウ(スザンナ)キリ・テ・カナワ(伯爵夫人)アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(ケルビーノ)トーマス・ハンプソン(アルマヴィーヴァ伯爵)タチアナ・トロヤノス(マルツェリーナ)という豪華ラインアップなのです。特にオッターのケルビーノに最大の魅力を感じました。聴いてみても、どなたもしっかりされてます。スキのない演奏で、声を楽しめます。が、フルラネットとカナワが少々低すぎます。全体の統一感というか、全員でひとつのオペラをという感じはあまりしませんでしたね。でも、アップショーはチャーミングだし、オッターははやはりいいです。みなさん、視覚的にも立派な方々なので、舞台はさぞ見栄えがしたでしょうね。いやいや、最後まで楽しめた演奏でした。
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フィガロの結婚のお話を読んで、
私は一部しか聞いたことがないので、レヴァイン盤をフルで聞いてみようと思います。
私も今週タワーレコード某店で
モーツァルト購入しました。偶然ですね!
でもmikotomoch58さんのようなフォーマルなものではなくて、タワーレコードの企画ものの「ファンタジスタモーツァルトです。」12時間2500円に惹かれたのと、サリエリの曲が入っているからです。
あまりサリエリだけのCDって見かけませんよね?この人もきちんと音楽をしている人だと思いました。たしかシューベルトの先生でもあったのですよね。
主役になりきれなかったところに、なぜか共感してしまいます。
ミーハーなコメントでごめんなさい。
また色々教えてください。楽しみにしています。
おっしゃられていたベームのフィガロの結婚を音楽の先生から借りました。
とても凝った演出でウィーンフィルの豪華さがよく出ていると思いました。フィッシャーディスカウはさすがです。
歌劇は以前は想像しながらレコードを聴いていたのに、こんな映像がDVDで見られるなんて、良い時代になったのですね。