週末は、お天気もそれなりのよく、初夏といった様子でしたね。梅雨の中休みでしょうか。でも確実に暑くなってきてます。この週末も岡山でしたが、今回は親戚の法事がありました。親戚のおうちから、お寺さんまで歩いて行きました。道の周りは田圃。田植えも終わって緑の苗がキラキラ光ってました。日差しがきつく、黒服では暑いぞと思いました。法事が終わって、よく行く中古やさんに行きました。閉店ということ。商売も難しいものですねえ。
それで、今回は「ブラームスのおまけ」。失礼な言い方ですが、「おまけ」とは「ハイドンの主題による変奏曲」「大学祝典序曲」「悲劇的序曲」。この三曲です。たまに「アルト・ラプソディ」も入るかも。なんとなれば、これらの曲はブラームスの交響曲を買ったら、よくついてくるんです。どれも20分未満の曲。LPの時代から、交響曲の余白に入れられる曲としてはちょうどよろしいんでしょうね。ただ、CDになって交響曲が二曲収録されることもありまして、それはそれでけっこうなことです。今回はおまけの中から、「ハイドンの主題による変奏曲」。半年前に「大学祝典序曲」を取り上げましたが、この曲に対して、「ハイドン変奏曲」はなぜか私の持っているCDに収められていることが多い曲なんです。だから数えたことはないにしても、たくさんの演奏を持っています。
「ハイドン変奏曲」は、おまけといってもブラームスの力量が存分に発揮さいる作品です。ハイドン作とされていた「ディヴェルティメントHob.Ⅱ.46」の第2楽章の「聖アントニウスのコラール」と題されていたテーマに対しての9つの変奏曲なんですね。変奏曲というのは、それほど一般に聴き慣れているものは少なく、どうもいまいちでした。「ハイドン変奏曲」もそれほど熱心に聴いたことは、どうかなあー、って思う程度です。この曲を前回同様、バーンスタイン指揮のVPOで聴きます。前回の交響曲第3番の続きに収められています。この変奏曲、それぞれの曲に豊かな表情があって、20分あまり存分にたのしめます。中でも、やわらかな木管の活躍がすごくいいです。特にVPOの名手をバーンスタインがうまくまとめてます。それにブラームスの弦を主体とした重厚な管弦楽が対峙するかのように進んでいきます。なんといっても、素晴らしいのは壮麗なパッサカリアの終曲ですね。ここに至るまで、さまざまな手法でのブラームスの曲作りを、バーンスタインが再現していきます。そして最後に大きな盛り上がりを聴かせてくれますね。第四変奏では対位法的にホルンとオーボエが奏でていくところがいいですし、第七変奏ではフルートで心に残る旋律が歌われ、それが弦に受けつがれていく様子がなんとも美しい。VPOをバーンスタインが唸りながら歌わせていく手腕はさすがであります。
それで、今回は「ブラームスのおまけ」。失礼な言い方ですが、「おまけ」とは「ハイドンの主題による変奏曲」「大学祝典序曲」「悲劇的序曲」。この三曲です。たまに「アルト・ラプソディ」も入るかも。なんとなれば、これらの曲はブラームスの交響曲を買ったら、よくついてくるんです。どれも20分未満の曲。LPの時代から、交響曲の余白に入れられる曲としてはちょうどよろしいんでしょうね。ただ、CDになって交響曲が二曲収録されることもありまして、それはそれでけっこうなことです。今回はおまけの中から、「ハイドンの主題による変奏曲」。半年前に「大学祝典序曲」を取り上げましたが、この曲に対して、「ハイドン変奏曲」はなぜか私の持っているCDに収められていることが多い曲なんです。だから数えたことはないにしても、たくさんの演奏を持っています。
「ハイドン変奏曲」は、おまけといってもブラームスの力量が存分に発揮さいる作品です。ハイドン作とされていた「ディヴェルティメントHob.Ⅱ.46」の第2楽章の「聖アントニウスのコラール」と題されていたテーマに対しての9つの変奏曲なんですね。変奏曲というのは、それほど一般に聴き慣れているものは少なく、どうもいまいちでした。「ハイドン変奏曲」もそれほど熱心に聴いたことは、どうかなあー、って思う程度です。この曲を前回同様、バーンスタイン指揮のVPOで聴きます。前回の交響曲第3番の続きに収められています。この変奏曲、それぞれの曲に豊かな表情があって、20分あまり存分にたのしめます。中でも、やわらかな木管の活躍がすごくいいです。特にVPOの名手をバーンスタインがうまくまとめてます。それにブラームスの弦を主体とした重厚な管弦楽が対峙するかのように進んでいきます。なんといっても、素晴らしいのは壮麗なパッサカリアの終曲ですね。ここに至るまで、さまざまな手法でのブラームスの曲作りを、バーンスタインが再現していきます。そして最後に大きな盛り上がりを聴かせてくれますね。第四変奏では対位法的にホルンとオーボエが奏でていくところがいいですし、第七変奏ではフルートで心に残る旋律が歌われ、それが弦に受けつがれていく様子がなんとも美しい。VPOをバーンスタインが唸りながら歌わせていく手腕はさすがであります。
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