5月20日 火曜日
■夜来の雨が降り止まない。朝になっても激しい雨が降っている。太平洋沿岸を低気圧が通過している。
■わがささやかな狭小庭園にも雨が降っている。木々の小枝や蔓バラがぼってりと水分をふくんでうなだれている。雨の重みといったら大袈裟かしら。植物にとっては恵みの雨も、重そうで可哀そうと感じるのは、わたしの感性なのだろう。どうしてもそのときどきの気分を転移させて庭を眺めてしまう。面白いものだ。
■すべてものごとは、アンビヴァレンス。庭の草木にとっては恵みの雨。わたしには、わが心にも雨が降る、といった感傷の雨だ。
■このところ体調が悪いからかもしれない。
蔓バラアンジュラ