猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

桜紅葉/シヤルル・ドゴール

2009-11-12 18:27:15 | Weblog
空はどんよりとして雲が低くたれこめている。
頬をさす風も冷たい。
用事をすませたあと遠回りして新しくできた道を散策した。

       

歩道に敷き詰められたタイル?もまだ真新しく歩くのが気恥ずかしい感じ。
歩道のタイルにも色々な表情があるのに気がついた。
白味をおびたグレーの濃淡。
初々しい感じだった。

いつも見慣れた風景がとても新鮮だった。
盆地になっているので坂を下りながらわたしの家に向かうことになる。
高台を下りながら山々を目線の高さで見るとまったく違った山にみえる。
夫と正面にみえるのが富士山(ふじやま)右にみえるのが岩山など話しながら下りる。
山が幾重にも重なってみえる。
今日は曇っているので日光連山はみえない。

坂を下ると見慣れた風景が目の前に広がった。
いつも散歩する道。
霜が降りだして一段と桜紅葉が美しくなった川原の堤を歩く。

霜葉は二月の花よりも紅なり   杜牧

春の花よりも秋のもみじ葉のほうが美しいなどというと、皮肉屋のような印象に受け止められてしまうが、わたしはこの中国の文人の感性にまったく同感だ。
紅葉に感銘をうけるのはやがて枯葉、そして葉の落ちつくした木をみなければならないという予感がしているからだろう。
冬になる前の一瞬の華やぎ。
寂しさを予感していっそう感動は深まるばかりだ。

     桜紅葉

       

       

       

     黄葉 緑と黄色のコントラストが美しい。

       

     いつもの木島堀

       


     今日のシヤルル・ドゴール 色は褪せたがしっかりした花形を保って。

       

       

         
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