猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

イントゥリーグ 開花を望みながら

2009-11-22 12:48:41 | Weblog
   イントゥリーグ(F)のワインレッドの蕾が親指ぐらいの大きさになった。
   もう一度花を楽しむことができると大事にしていた。
   ちょっと指先が触れた程度だったのに、ポキッと音がした。
   今も鮮明にその音が頭にのこっている。
   細い茎が蕾のすぐ下の花首のところで折れてしまった。
   わたしは唖然とした。
   悲しかった。
   悔しかった。
   可哀想なことをしてしまった。
   ごめんね。
   これから開花するところだったのに。
   ワインレッドのとても香りの良い大好きなバラ。
   どんな花色、花形で咲いてくれるのかすごく楽しみにしていたのに……。
   この寒さで濃厚な色合いで咲いてくれたと思うと……。
   柔らかく暖かい陽をいっぱい浴びることができたのに。
   わたしを楽しませようとしていたのに。
   わたしはそっと小さな蕾をひろいあげてガラスのミニ花瓶にさした。
   花が開いてくれることを望みながら。

       

       
       
   名前の意味は「はかりごと」
   どんなことをもくろんでいるのか謎めいたバラ。

     9月に咲いたイントゥリーグ
       

       

   
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