民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

鹿電牧・・・

2009-11-24 21:05:06 | Weblog
昨日と今日の二日続けて鹿に鹿電牧を角に巻いて持っていかれた。

花壇に花を植えても3日目には植えた花を綺麗に食べられ、泣く事も出来ない

程に花が全滅する。

花壇に鹿電牧を廻して10年にもなるがこんな事は始めてである。

鹿の足跡を見て浜から山まで彼方此方を探し回ったお父さん、「山に

上がったようだな」と言い諦めた様子であるが「環境庁に請求書を

出すか」と言って笑わしている。

駆除を先伸ばした結果が、鹿がどんどん増えて世界遺産の町も

鹿に占拠されそうな気がする。

山の木は鹿に食べられ立ち枯れする始末、木の生長よりも鹿の繁殖力に

負けてしまい、禿げ坊主になるのは必死・・・・

その様にしたくない住民は、何ほど訴えたか、環境庁の職員は自分の

いる内には穏便に(おんびん)等と考えたらこの様になる。

世界遺産は禿山に成っても関係が無いんだな~~~と責任逃れ

転勤族は居なくなれば事が済むが、住んでる人は違うよ

自然豊な愛着のある町等と良い方向性は沢山有るが、禿山の木が無い所は

災害に弱く、何とかしなくちゃと思う住民の考えとはかなりのギャップ

がある。