‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

新型コロナウイルスの恐怖が迫って来る中、アンサンブル・シュシュ第49回定演でした⑥

2020-04-24 17:03:03 | My Consert
GWも近づいてきていますが、自粛が終わりそうにない雰囲気がします。
テレビでは人の居なくなった観光地を映すなど、規制がより締め付けてるような雰囲気を出しています。岡江久美子さんの死亡など、それ特ダネが入ったとばかりに放映していますね。ネット上の動画の専門家の話は、殆どテレビでは語られないような自由な意見が、けっこう冷静に語られています。毒性の強い新型コロナのおかげで、今年に入ってピタっとインフルエンザ感者が減り、逆に死者数は減っているそうです。インフルエンザはもの凄い数の感染者や死亡者が出て、やっと今年は流行していますと言われるくらいで、老人が何らかの病気で入院中に亡くなる原因が、最後にインフルエンザによる肺炎ということは、よく聞く話しです。ウイルス同士が縄張り争いをして、インフルが負けたらしいですね。

アメリカの研究で、やはりコロナ菌は日光に当たる、高温多湿になると死滅するらしく、今年の5月は非常に暑く、6月は非常に湿度が高く、7月は平均より雨量が多くなると天気予報で言っていますので、一旦は収束に向かうのではないかと思います。雨によってもウイルスは落ちて流されます。ただ今はまだ寒く乾燥しているので、ウイルスを体内に入れないためにも、すでに抗体が出来ていて人にうつさないためにも、必要以上の外出は避け、マスクと手洗い、うがいなど風邪に対する防御をしっかりしておくことがいいでしょう。

私は声楽をやっていることから、大昔から風邪に対する予防は厳しく、ピアノレッスンで風邪ひきさんのレッスンの後には、絶対手を消毒して、すっかり渇いてからでないと、食べ物や飲み物を口にしない、口や鼻を決して触らないと決めています。体温が冷えることにも気をつけていますので、今シーズンは全く風邪すらひいていません。また歳をとってるので、沢山免疫が出来ていて、少々のことでは風邪にうつらなくなってきてると思います。ある元気なお年寄りの方も同じようなことをおっしゃっていて、私らが熱が出る時はもう死ぬ時ですわ。
子供が小さい頃は、特に一人っ子で免疫が無いため、しょっちゅう風邪をひいて帰ってきましたから、暫くは一緒に病院へ行きうつっていましたが、もう小学生高学年くらいから風邪をひいてくると、またかと怒ってタオルも分けて、ちょっと罪の意識を持たせていました(^-^;。

そういう基本の防御は当たり前にしておくと、よっぽど身体がなんらかの病で弱っているか、虚弱体質でない限り、風邪、インフルの流行を防げると思いますので、新型コロナも近い将来普通になるくらい、ワクチンや特効薬が早く出来るといいですね。
ひこにゃんが、彦根城から籠って出られないということは、やはり重大問題だと思います('ω')ノ。


(2月23日)
またコロナ記事が多くなってしまいましたが、本題はコンサートです。
こちらもリコーダー入りのテレマンのトリオソナタ。けっこう速めのテンポで激しめの演奏です。
急(Allegro) ー緩(Adagio)ー急(Allegro)ー特急(Prest)の4楽章から成り、1楽章はいきなりリコーダーとヴァイオリンの16分音符の連続でずっと走り続け、2楽章で少し開放されますが、メランコリックな雰囲気。3楽章は3拍子になり明るい感じも出てきますが、緊張感のある渋いハーモニー、そして4楽章のますます激しい動きに突入していきます。こういうシリアスな雰囲気の曲も書いたテレマンの魅力が感じられます。テンポの設定がいいのか、曲に惹きつけられます。ヴィオラ・ダ・ガンバもよく弾ける上田さんですが、通奏低音によってもヴァイオリンの良さをよく引き出されていると思います。

G.Ph.テレマン:リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオソナタ




















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新型コロナウイルスの恐怖が迫って来る中、アンサンブル・シュシュ第49回定演でした⑤

2020-04-22 17:02:06 | My Consert
自粛生活中テレビからの情報は、これまでの感染者の総数がクロースアップされ、何か絶望感しか伝わってこないし、気休めのための面白いコーナーを観ていても、ため息が出るばかりです。外に遊びに出てる人を取り上げて、非国民的に非難する雰囲気も伝わってきます。あんたら憲兵か?
GWまでの自粛がさらに延長されると、学校はどうなるのでしょう?それこそ子供達に抗体検査をして、抗体をすでに持っている子と持っていない子を分けて、授業をするとかしないといけません。子供の学ぶ権利が失われています。公務員である学校の先生は(講師や私立の先生など詳しいことは解りませんが)、働いていなくても月給はあると思うのです。休んでも月給の出る仕事、テレワークが出来る仕事はいいとして、休むと途端に収入が無くなる仕事が大変なんです。

あとウイルスの出どころは、武漢のウイルス研究所から漏れ出た実験動物で、研究途中のサーズとエイズ・ウイルスを掛け合わせようとた未完成の生物兵器だと言われていますよね。どうしてそういうことをもっと追及しないで、貧しい人をより苦しめる方向へ走るのか、TVのアナウンサーもちゃんと月給で生活が保障されているから、そこまでの想像力は働かない、口できれいごとを言ってるだけにしか聞こえません。お家が楽しいのは余裕のある恵まれた家庭でしょう。お家でローストビーフ?そんな肉の塊、高そうじゃないですか?そういうの観てるとよけい憂鬱になってきます。それより国営放送の受信料を無料にしてくれた方が助かりますが。

ネットのYouTubeでは、ウイルス学者の知識や、感染病と人間が付き合ってきた歴史、外に出るなの一点張りではなく、スーパーへ行ってもこうすれば感染しにくい、など具体的に言ってくれている動画が多く、かえってちゃんとした知識がつき、それほど怖がるウイルスでもないと思われます。むしろ経済的打撃の方を怖がったほうがいいと思います。それ相当の保証無しで、休業を要請されている人達の暴動がそのうち起こるのではないかとも思います。

コロナ・ウイルスは、気温22℃以上湿度50%~80%になると生きづらいらしい。でも大阪はまた寒い日が続いているので、ウイルスは元気でしょうね。部屋の中は22℃以上に暖かくしておいて、湿度も上げておいた方がいいですね。そして公衆トイレは危険だと思います。ウイルスがお腹に入った場合(肺に入るよりはずっとマシですが)、下痢になるので、蓋を開けたまま流した時に菌が壁や天井にまで飛び散って、狭い空間に暫く浮遊しているそうです。
色んな知識をテレビよりも具体的に教えてくれて、興味深い動画も多いので、どうぞ参考にしてください。日に日にコロナのことばかり書いてしまって、これは決して本望ではありません。


(2月23日)本題に戻らねば。
大バッハと同じ、ドイツ後期バロックの売れっ子作曲家のテレマンの作品。バッハは後の世での評価が高いですが、当時はテレマンの方がずっと有名でした。色んな楽器に精通していて、特にリコーダーが上手かったらしいです。リコーダー奏者がどうりでテレマンをやたら取り上げたがるわけですね。演奏してる人が面白いと感じるのもテレマンの特徴で、楽譜がよく売れたのでしょうね🎼。
この曲はリコーダーとトレブル・ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のためのトリオソナタで、少し珍しいかと思います。トレブルとは高音域のことで、自作のトレブル・ガンバを弾くのが好きな久保田さんす。緩~急~緩~急の楽章になっていて、4楽章目には田舎風舞曲のような部分が出てきて面白いです。

G.Ph.テレマン:リコーダー、トレブル・ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのトリオソナタ TWV 42 : d7


可愛いヴィオラの花や小鳥を集めてみました。















令和になって初の天皇陛下のお誕生日祝賀会も無しになってしまいましたね。
梅の奇麗な季節でした

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新型コロナウイルスの恐怖が迫って来る中、アンサンブル・シュシュ第49回定演でした④

2020-04-21 21:03:48 | My Consert
依然、新型コロナ感染者の数が減らないですね。大都市の人出は減っているようですが、郊外に住んでいる私の行くスーパーなどは、普通に人は居ますし、ドラッグストアは特に一杯の印象です。
宅配便は何も言わず、玄関前に荷物が置かれていたり、郵便局の荷物も印鑑は要りません、など運ぶ人もなるべく接触しないようにしていることが分かります。ひょっとしたら、感染者が自宅待機してるかもしれませんからね。
医療崩壊を防ぐことを優先するあまり、経済的に成り立たなくなり、飢え死にする人や自殺する人が増えたらどうすんの~? とりあえず健康なのに仕事を止められている人には、ちゃんと保障をしてほしいですね。症状が出なくても感染してる人がいる、自分もひょっとしたらかかってるかもしれないなら、早く抗体検査を実施してほしいです。



(2月23日)
ドイツ音楽の父、ハインリヒ・シュッツのちょうど100年後に生まれた大バッハの「ヴァイオリンと通奏低音のためのフーガ」です。プログラムのトリに演奏されましたが、チェロとチェンバロのコンティヌオもヴァイオリンと同等の動きをする、3つの音色で織りなす渋いテーマが展開されていく、とても重厚な響きの曲です。

Johann Sebastian Bach : Fuga fűr Violine und Continuo g-moll BWV1026

















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新型コロナウイルスの恐怖が迫って来る中、アンサンブル・シュシュ第49回定演でした③

2020-04-20 18:50:39 | My Consert
大都市に緊急事態宣言が出されて二週間が立とうとしています。
東京は相変わらず感染者が多いですね。大阪は少し落ち着いた感じと吉村知事は言っています。本当にこれで無事5月から仕事に行けるのか不安です。スーパーの休憩椅子に、何故か多くの老人が座ってる姿を見かけます。趣味の会も禁止されてるし、公共施設が閉まってるので、家に居づらく行き場が無い人達だろうか? マクドナルドのドライブスルーに、異常なくらい車の行列が出来ているのも見かけます。


(2月23日)手ふいごオルガンだけで歌った曲もありました。
17世紀ドイツ初期バロックの作曲家、ハインリッヒ・シュッツの小宗教曲集より「私は常に主を褒めまつる」です。ルネッサンス・オルガンなので、雰囲気がいいかなと思いましたが、4フィートとわりと高い音域なので、やはり低音楽器が一つ要るかなとも思いました。
それから一般的に古楽器で演奏する場合、ピッチを415Hzにすることが多いのですが、そうすると低くて歌いづらかったので、440Hzにしてもらいました。シュッツや、イタリア初期バロックなどは実際高かったそうで(地域によってピッチが異なります)、可能なら440Hzが適していると思います。
一台のチェンバロの場合、同じコンサートでピッチを変えることは不可能ですが、このオルガンの場合は3分あれば大丈夫とおっしゃられたからです。


このように手動でふいごを動かしてくださっている平山さんですが、動画にその様子が映されていなかったのが残念です。

シュッツの活躍した時代は、ドイツは30年戦争(カトリックとプロテスタントの宗教戦争)と重なっていて、苦しい時代にあったのか、シュッツの曲も神への救い、希望を求めた曲が多いと思います。
この曲は詩編34の1-4の歌詞を2拍子系で、それぞれの後に3拍子系のハレルヤがついています。地味ですが神への情熱を感じる曲です。

Heinrich Schütz : Kleine geistliche Concertate " Ich will den Herren loben allezeit" SWV306







今ちょうど、ドイツ鈴蘭の芽が出てきて、小さな蕾をつけ始めています。
このオルガンを弾いてる黒田さんの庭にはびこっているものを、4年前くらいにもらって植えたものが毎年花をつけます。去年の写真です。




「モリンバ」というマーガレットの新種。


一たび植えたら根付いて、葉っぱが茂って春先に花を咲かせる、八重咲の「匂いすみれ」です。







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新型コロナウイルスの恐怖が迫って来る中、アンサンブル・シュシュ第49回定演でした②

2020-04-19 17:08:19 | My Consert
緊急事態宣言が日本全国になったので、奈良の観光地からも人が消え、鹿が街にテリトリーを広げるように、現れ出したらしいですね。鹿の主食は草や団栗なので、鹿せんべいを求めて街に繰り出して来てるわけではないそうです🍘🦌🦌🦌。




(2月23日)
今回オルガンを使用するきっかけになったのが、ブクステフーデの「鹿が谷川を慕いあえぐがごとく」という、有名な詩編から引用された曲があったからです。
定型バスに二挺のヴァイオリンと歌が、清らかな水の流れのように旋律を描いていく曲です。
歌詞は詩編42,1-2節よりに加え、喉の渇いた鹿のように私は神を求めます、信仰こそが私の必要とするもので、神と出会う喜びが歌われます。とても有名な詩編で、パレストリーナなども作曲していて、詩編の中で動物が登場するのはこれだけなのだそうです。
今回、通奏低音にオルガン、テオルボ、チェロの三人、旋律も三人と歌詞にも出て来る「三位一体」ということにもこだわってみました。

D.Buxtehude " Quemadomodum desiserat cervus " BuxWV92 ブクステフーデ「鹿の谷川を慕いあえぐがごとく」


水ということで、ブルー系の過去写真なども加え、コンテナ・ガーデンの花もお楽しみください。


その名もまさに「カリブ・ウォーター」。








滝の流れのようになる「シュガーパイン」。






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新型コロナウイルスの恐怖が迫って来る中、アンサンブル・シュシュ第49回定演でした①

2020-04-18 01:12:21 | My Consert
今日は東京で新しい感染者が200人越えをし、緊急事態宣言が日本全体に出されました。
私もピアノ・レッスンはゴールデンウィークまでお休みしています。




アンサンブル・シュシュの定演は2月23日で、この頃からイベントがお休みになるところが出てきました。一週間後には3月から2週間学校を休みにすることが決まり、もし一週間遅かったら、シュシュのコンサートは出来ていなかったところです。まだクルーズ船の患者ぐらいで、陸では数名出したところでしたので、ぎりぎりセーフといった感じでした。


会場は個人宅の練習場ですので、集まったらすぐ掃除を。


背もたれの無い椅子だったので、久保田さんが2日くらいで、簡易背もたれを作っていました。
消毒液を設置、お客さん用にマスクも用意するなど、ウイルス対策もしていました。
今思えばかなりの密度でクラスターでも発生しそうなお客さんの入りで、お年寄りも多かったので、心配ではありましたが、まだ感染経路の不明な患者も発生していなかった頃で、このコンサートに行ってから発症したという人は、団員含め誰一人もいませんでした。


冒頭の全体合奏は、プレトリウスのテルプシコーレ舞曲集から。これは演奏者も密な状態((+_+))。


自作の手ふいごオルガンに風を送る平山昭秋氏。パイプオルガンもポジティヴ・オルガンもふいごで風を送っているのですが、今の時代はもちろん手動ではなく、電気でふいごを動かしています。電気の無い頃は当然人力で風を送っていたのですが、大きな教会のパイプオルガンとなると、それをする人達は重労働です。


撥弦楽器ばかりのブロークン・コンソートは、イタリアの作曲家ザネッティと、スペインの作曲家リバヤの曲を混ぜながら。イタリア、スペインはコロナ感染が一気に広がった所ですが、ラテン系で言葉や音楽も似たような所があります。
今回初めて、平山昭秋さんが作った「手ふいごオルガン」を使用しましたので、このプログラムに関しましては、最後のリバヤの「エスパニョレタス」だけ、オルガンに入ってもらいました。
あれからコンサートはことごとく中止や延期になり、人の集まることが禁止されるようになっています。それで行き場の無くなったミュージシャンやエンタティナーは、YouTube発信を始めるようになってきました。
シュシュはアマチュアの団体で、YouTubeは記録のような趣味のようなもので、ずっと投稿してきましたので、今更何も変わらないのですが、この会場が逆光になってしまうので、よほど人が着いてビデオを録らないと、前回姿が真っ暗になってしまったりしたので、人に頼むことにしました。それでもやはり会場の狭さと逆光は録るのに苦労されたみたいです。

演奏会はほぼ無い状態ですので、アマチュアの演奏ですが、ゆるくてマニアックな曲と、私のベランダの春から夏に向かっていく花達の写真と一緒に、このブログを訪問くださった方に見ていただけたらと思います。
お花屋さんはやっているし、ベランダで日光浴も必要、家で出来る楽しみとして、コンテナ・ガーデンを充実させていきたいと思います🌼🍃✿🍃🍀🌼🍃。

1、マントヴァーナ(ザネッティ) 2、ガイタスとヴィヤノス(リバヤ) 3、スパニョレット(ザネッティ)
4、エスパニョレタス(リバヤ)
Gasparo Zanetti & Lucas Ruis de Ribayaz G.ザネッティ& R.L.de リバヤ





















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アンサンブル・シュシュ第49回定例演奏会のお知らせ🎶

2020-02-04 12:11:17 | My Consert
今日は立春、もう梅の花もずいぶん咲いていますが、明日からは寒波が来るらしいですね


でも夏涼しく暖冬だったせいか、5月に娘からもらったカーネーションが、夏も枯れず、秋からまた花をつけ始め、ずっと咲き続けています。
同じくハンギング・ペチュニア「マドンナの宝石」というペチュニア系の花も、機嫌よく咲き続けていて、ヴィオラに入れ替えられないまま、春に突入しそうです(;^ω^)。ここまで来れば、もう日差しが春なので、枯れて無くなることはないでしょう。


さて、アンサンブル・シュシュの定演が迫ってきました。今回も抽選に外れたので、練習場の「汐ノ宮ルシエール」です。

<アンサンブル・シュシュ・サロンコンサート>
日時:2020年2月23日(日)午後2時開演 
会場:汐ノ宮ルシエール(近鉄長野線「汐ノ宮」駅下車徒歩5分)入場無料

<曲目>
*プレトリウス:テルシプコーレ舞曲集より「バレ」
*ザネッティ:マントヴァーナ、スパニョレット
*リバヤ:ガイタス、ヴィヤノス、エスパニョレタス
*カステッロ:ソナタ第10番
*コレルリ:フォリア 作品5-12
*マッティス:古のサラバンドやチャッコーナに基づく様々な変奏
*シュッツ:私は常に主をほめまつる SWV306
*マザック:アヴェ・マリア
*ブクステフーデ:鹿の谷川を慕いあえぐがごとく BuxWV92
*テレマン:リコーダーとトレブル・ヴィオラ・ダ・ガンバのためのトリオソナタ TWV42:d7
*テレマン:リコーダーとヴァイオリンのためのトリオソナタ TWV42:d10
*J.S.バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのフーガ ト短調

<出演>
笹山晶子(ソプラノ、レバー・ハープ)、配島友子(リコーダー)、立石明夫(リコーダー、バロック・フルート)、上田浩之(バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ)、針谷綾音(バロック・ヴァイオリン)、久保田夏男(ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ)、久保田麻衣子(ヴィオラ・ダ・ガンバ、パーカッション)、山本登美則(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、横河千裕(ビウエラ、チェンバロ)、岡本裕美(チェンバロ、オルガン)、黒田千賀子(チェンバロ、オルガン)

🎹今回初めて、平山照秋さんの作られた「手ふいごオルガン」を使用します。
現在のポジティブ・オルガンは、ふいごだけは電気で風を送りますが、電気のなかった時代の、人の手で空気を送っていたもので、パイプも木製のものが外へ出ている状態です。
誰がふいごを押すかって?平山さん自身です。しんどくならないように、重りをつけて交互にふいごが下りる仕組みもあるそうです。ドイツ初期バロックの宗教曲をするのに、その小さな手ふいごオルガンが合うかもしれないと、お借りすることになりました。
もちろんチェンバロあり、ヴィオラ・ダ・ガンバ多数、チェロ、テオルボ、ハープ、ビウエラなど、通奏低音の充実した環境です。ゆるいけど、マニアックなコンサートに、どうぞお越しくださいませ

コンサートの準備にかかりますので、ブログはまた暫くお休みさせていただきます。


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昨年の思い出・ミュズィク・ドゥス・クリスマスコンサート🎄

2020-02-02 21:27:01 | My Consert
ここ一か月、中国から始まった新型コロナ・ウイルスの感染が広がり、大変な事態になっていますね🤧。
そんなことも何もなかった12月21日に、ミュズィク・ドゥスは和泉市久保惣記念美術館で、クリスマス・コンサートを行いました。


ルソン・ド・テネブルは、クリスマスには向きませんが、プログラムに入れ、あとはクリスマスに相応しい曲にしました。


第1曲目はクレランボーの「今日キリストが生まれた」。合唱曲ですが、デュエットにして。


作者不詳のフランスのノエル集を、リコーダーで吹く竹内茂夫さん。


おっさんずLOVEの復活で、マレのヴィオール・ソロ曲「優雅なロンド」を弾く太田賀之さんと、テオルボで通底を弾く竹内さん。


私、笹山晶子のソロで、ド・ラランドの「聖水曜日のための第3ルソン」を一部の終わりに。この曲はとうとう最後まで、満足出来る演奏ではありませんでした(ノД`)・゜・。


二部の最初に、辛川千奈美さんのソロで、ド・ラランドの「聖金曜日のための第3ルソン」です。


ダカンの「ノエル」第5番、クラヴサン・ソロを弾く小林美紀さん。ご主人が肩の手術をされたので、小林さんのチェンバロは運べず、太田さんが預かっている、平山照秋氏のイタリアン・チェンバロになりました。


ラストのメイン曲は、フランソワ・クープランの「マニフィカト」マリアの賛歌です。
「グラン・マニフィカト」と呼ばれるくらい、これもけっこうな大曲です。

F.クープラン「マニフィカト」 François Couperin Magnificat



この白い小さなハープは、皆さんで歌いましょう「荒野の果てに」で弾きました。
自宅での練習用に買ったのですが、まだまだ人前で弾くのは緊張して、指が思うように動きません(*_*;。「荒野の果てに」は、元は16世紀のフランスのノエルで、原題は「私たちの牧場に天使たちが」といいます👼。いつか、ひこにゃんの弾く鉄筋の伴奏を弾いてみたいです(='ω'=)
聴きに来てくださったお客様、どうも有難うございました

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8月のミュズィク・ドゥス公演は、神戸雲内教会でした⛪。

2019-12-30 17:21:58 | My Consert
8月25日に、今年度第2弾ミュズィク・ドゥス公演を、神戸雲内教会で行いました。





この日は急に涼しくなりましたが、マリアの花・白百合(高砂百合)が、教会に飾られていて、聖書と共に横に置きました。エレミヤの哀歌のページも、竹内さんによって開かれていました。
宗教曲なので、本当の教会での演奏はいっそう雰囲気が出ます。




2曲のド・ラランドのルソン・ド・テネブルのソロ。


マリアの賛歌であるフランソワ・クープランの「マニフィカト」の二重唱。






百合の花なめの動画よりの写真です。

教会の控え室で、関係者とのささやかな打ち上げです。
花火はしません。ヴァイオリンの上手な上田さんが、鶏唐や餃子の差し入れをしてくださり、餃子の匂いで満ちていました(^^;。太田さんが諸事情でミュズィク・ドゥスを暫く抜けられるため、新たなガンビストとして、入っていただくことになりました。ヴィオラダガンバも達者な上田さんです😱。

🎍年末なので取り急ぎ。実家へ帰っていますが、ノパソの設定不調のため、Wi-Fiの飛んでるお店から投稿しようも思いましたが、ネットについて繋がりません(ToT)。仕方ないらスマホからの投稿です。
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打ち上げにも力が入った、シュシュ定演第48回定演でした🎇④

2019-12-29 08:00:11 | My Consert
昔、FM-NHKで「朝のバロック」という番組が、朝6時から放送されていました。
バロック以前の音楽を、古楽器だけではなく、モダン楽器による演奏も流していました。
今は「古楽の愉しみ」というタイトルに代わり、完璧に古楽の番組になりましたが、昔の「朝のバロック」時代のテーマ曲が、J.S.バッハの「羊は安らかに草を食み」の器楽演奏でした。その曲の癒され感が朝に聴くと、とても気持ち良くて、好きで聴いていた人も随分多いと思います。
テーマ曲が変わった(ヘンデルの水上の音楽よりの曲)時は、かなり落ち込みました。毎日変わりなくしていた生活のルーティーンが変わるというのは、ちょっとショックを受けるものです。
内容は古楽一色になり、週交代の解説者の学術的な講義を聴いてるかのような、勉強にはなりますが、あまり気楽に聴けない感になり、いつの間にか耳が遠のいてしまいました。

パソコン時代の到来もあり、私はもっぱら生演奏を聴きに行く派だったのですが、今ではYouTubeが一番面白いと思い始めています。というのは、メジャーに売れている人は限られていて、同じ人ばかりが、世に出ている感がありますが、YouTubeでは全く知らない演奏家、アマチュアなどが、全く知らなかった曲を演奏してるものがいっぱい観れるからです。YouTubeに力を入れている団体も結構多いので、ハイ・クオリティーのしかも知らなかった曲が知れる楽しみが、ほぼ無料で味わえます。コンサートでお客を呼ぶには、ポピュラーな曲をやったり、その演奏家の人気によりますので、演奏家もあまり自由が無いようです。売れる売れないにかかわらず、YouTubeなら好きな曲をアップできますので、素人から、かなり上手い人まで自由な世界です。評価をつけるのも設定によって自由ですので、あまり酷くバッドをつけられるなら、評価を無しにすることも出来ます。
シュシュに入ってまず驚いたのは、YouTube投稿もすごく楽しんでおられるということでした(^^♪。フランスからコメントが入ってる…とか。私は自分の演奏をビデオには撮っていたりするものの、YouTube投稿にまでは至りませんでした。初めてシュシュの定演に出た時も、少しでも歌詞が間違ったり、まずい発声だったり、変な発音になったという思いがあると、投稿は嫌だな~と考えてしまっていましたが、あまり細かいことは解らないということも分かりました。多分演奏会で、自分では失敗の多い気にくわない演奏だったとしても、聴いてる人には少し距離もありますし、個人の喉の細かい状態なんか知る由もなく、その場に来ることに感激されていたり(自分もそうですが)しますので、YouTubeもそんなに視聴者が多くもなく、生活もかかっていなければ、自分の演奏を冷静に聴くことの出来るツールだと思って、いつの間にか自分でも投稿するくらいになってきました。ちなみに私は👆は多く入れますが、👇はしたことがありません。自分がされて嫌なことは、人にはしない主義です。

シュシュも何分素人ですので、YouTube的にはどうかな?という画像ですが、画像と録音を合体させるという、それも素人の技術でやっています。今回は窓ガラスがあり、逆光になってしまったのと、ライトがピアノレッスン用にピアノ側に当たっているのを修正しなかったことにより、超変な画像になってしまいましたが、その「朝のバロック」の癒されるテーマ曲の原曲です🐑🐑。

J. S. バッハ:カンタータ「狩りこそは我が悦び」BWV208 より 第8曲 レチタティーヴォ 「ならばこのパレスが」 第9曲 アリア 「羊は安らかに草を食み」



このミニ・チェンバロは使用したものではありませんが、平山昭秋氏が移動のついでに持ってこられていたものです。あまりの可愛さに欲しくなりました。コンサートでもちゃんと鳴るものです。


バーベキューが終わったら最後は花火でしょう、と山本さんが持ってきてくれた花火をして、童心に帰ってテンションの上がったメンバーでした🎇。父がすごい雨やから、迎えに行ったるわ、と電話してきて、今から花火するねんと答えたら「最後に花火をするから、打ち上げと言うんやな」と、これはジョークなのか、打ち上げ花火ではないんですが…PL花火のおひざ元、すごく説得力のあるうなずき感でした(*^-^*)。




すっかりバーベキューの煙と、花火の煙が充満してしまった「汐ノ宮ルシエール」です。
雨の中、たくさんいらしてくださったお客様も、どうも有難うございました(*^-^*)。
次回定演は、2020年2月23日(日)、場所は同じくここです。
冬は暖炉の炎で燻されます🔥。
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