12月3日
岸和田市
「自泉会館」にて、
アンサンブル・シュシュ第39回室内楽定例演奏会が行なわれました。
お天気にも恵まれて、
岸和田城の紅葉も美しく、お城見物と兼ねて聴きにきてくださった方や、メンバーの色んな繋がりのリピーターの方たちで、結構満員のお客様でした。
大阪の南の方まで、足をお運びいただいた皆様に、大変感謝いたします。どうも有難うございました
。
若い正式メンバーも増え、ボランティアで助っ人出演してくださった演奏者含めて総勢18名に。
第Ⅰ部のプログラムを終えるだけで、2時間かかってしまいましたヾ(・∀・;)オイオイ。
ルネッサンス時代のコンソートからモーツァルトまで、約400年の時代を駆け抜けたのであります。
大変なチラシやプログラムはリコーダーの
財前さんがデザインしてくれました。
リハーサルの様子。
杉本さんはコレクションの打楽器をまた沢山披露。本番はフルートの
植田さんの楽しいトークで、和やかな雰囲気。
大人に混じって、新団員の高校生の
井上くんのリコーダーは元気いっぱい\(^o^)/。
上田さんの主導でヴァイオリンも充実、パーセルやコレルリで、若々しいアンサンブルに。
後期バロックのテレマンやバッハでも、
太田さんの手作りヴィオラダガンバが活躍。バッハはヴァイオリン・オブリガート入りでしたが、新しく入団した
針谷さん、いつもエキストラで来てくださる
中島さんと。中島さんのヴァイオリンは、粗大ごみで捨てられていたヴァイオリンを、
平山照秋氏がバロックヴァイオリンに作り直したものです。
Ⅲ部はピアノで、モダン楽器によるモーツァルト。
立花さんのヴァイオリンと
高橋さんのピアノ。古楽器の後で登場すると、かえって新鮮でした。フンメル編曲のモーツアァルトの交響曲は、
杉本さんのフルートと
久保田さんのチェロが入っての四人編成だけど凄い迫力でした。時代を追っていくと、モーツァルト・サウンドがいかに衝撃的だったのかがよく理解出来ました。
全体のステージ進行を担当してくださった、バロックチェロの
吉田さん、本当にご苦労様でした。
カッチーニ、モンテヴェルディのイタリア初期バロック。まだまだ謎の時代なので、ぎりぎりまで試行錯誤がありました。演奏も多様で、組み合わせる楽器や構成に自由がありますので、楽しい分野でもあります。
モンテヴェルディの「Si dolce e il tormento」に惚れ込んだ
山本さんの構成で、なんとその美しい旋律を8コーラスも繰り返したのでした
。
ハープと重唱の
AGATAちゃんは、声楽の元生徒さんですが、初めての初期バロックによく健闘してくれました。音程がいいのと、ビブラートの抑制も効くので、ハモりが決まります
。
登録有形文化財の明治時代の古い建物で響きも良く、音楽ともマッチしていたとの感想をいただきました。
たまたま半年後の予約も取れ、
次回の定演も
自泉会館で
2014年6月1日に決まりました
。打ち上げは2階でピザを取って。長い一日でした
。
初期バロック・チームは、
来年1月25日に
大阪府庁「正庁の間」で
”みおつくし音楽祭”午後1:30開演に出演します。
左から
AGATAさん、私、
笹山晶子、
山本登美則さん、
岡本裕美さん、
安藤麻衣子さん、
久保田夏男さん。
太田さんは、同じ日に
プチ・フールのコンサートが
金剛公民館(超地元です)であるため(夕方)、こちらには入れないので、写真を撮っていただきました。
今月
12月22日には、奈良の生駒にある
「すぎた珈琲」さんで午後1:30開演、チェンバロの
山下佐智子さんと、私、
笹山晶子で、
クリスマス・コンサートを開催します
。