今回3パターンのドクダミと山椒、ユキノシタの花ハイドロゾルを採取してわかったことをまとめてみます。
まず雪ノ下の花は茎が固く、温抽出でもサラサラの抽出液になります。山椒も茎が固く、葉も硬いので同じですが、ドクダミのように葉が柔らかいものは抽出している間にはそのものの形がなくなり液のほうに溶け込んで、それが一緒に蒸留水の中にまで飛び出すほど細かい粒子になります。それはそれでそのままつかえるそうです。グリーンの色がおわかりでしょうか?これそのうち紫外線で褐色になってっくるのですが・・・下左
次に10日ほど乾燥させたもので蒸留したもの・・・下右乾燥葉の色が出て、ドクダミ茶のようになっています。乾燥させた分 葉っぱ自体はたくさん入りましたので、濃縮されている感じもしますが、化粧水として使うには賛否分かれそうです。
一般受けするのはこちら?フレシュなうちに洗い流して水分をふき取り半日くらいおいて蒸溜。雪ノ下と比べてみました。濁りがあるのがみてとれます(左がドクダミ)うすく濁って
います。
こうしてみると一口に蒸溜といっても、加える水の量や植物のの状態で変わることがわかりました、・・・当たり前ですが・・・・・やってみてわかることって意外に多いです。色んな条件下でのことですが、今回はそれがたまたまできたことで発見がありました。