丸ごとイチゴ(左)とイチゴの石けん
何がどう違うのかというと精製水の分を丸ごとイチゴに変えているのと、オイルの中にイチゴを入れて、その分は精製水から引いて作るという違いです。
と
同じ条件時の物がなかったため、カットしたものをならべてみました。
左の色濃いほうがいちご200gを精製水に置き換えたもの、右はイチゴ100gをオイル入れし、その分は製製水100となっています。
まず左は・・・ピンク色2色、イチゴを目視でアルカリに溶けた状態、ピンクの色付け。
まず濃い色、次に薄い色、を型に流し入れます。一番最後に残ったものはそのままの色を使いました。このとき不安が頭をよぎった事がありました。それは、最後について塊っぽいものを滑り落ちたと感じたのですが、そのまま型入れしました。(ここでもう一度ブレンダーをかけるべきでした)
トレースと一緒になってぼってりした感じでしたが、これが水分なのでここだけがアルカリが強くなったのでしょう!!上左の写真の白いところ、ピンクのところに比べるとカチカチの状態です。これはもうランドリー用石けん行きですね。教室生にはその撹拌をしっかりしていただくことで、このような失敗はなかったです。(下は教室生作品)
次にオイルの中に水分の約半分のイチゴを入れるやり方はオイルに分散され方がわかりやすいため、失敗はなくやりやすいと思います。いちごのつぶつぶも残しながらイチゴの雰囲気の石けんがつくれます。おおまかの材料を入れ込む場合ほとんどがこのようなやり方で私は行っています。
酒粕、甘酒、野菜類、など・・・丸ごとシリーズのみ水を加えずに素材そのものをアルカリで溶いています。最初は、オイル入れからはじめて次に丸ごとにされるとだいぶ材質の間隔がつかめると思います。
丸ごとの場合は、ジュース状にしてから凍らせておく方が失敗なくできると思います。