1月ほどかけてくちなしをオイルに抽出させた石けんを作りにこられました J さん。
せっかくですので、もっときれいな色が出るよう水でも抽出しました。
とてもきれいな黄色です。・・・・・・(写真とるの忘れた)
早速、今日は、ラードも一緒に使って作ってみました。
私、石鹸の良し悪しは、脂肪酸の組み合わせにあると思っているんですが、
そんな中でもお肌に特に良いとされるパルミトレイン酸とオレイン酸がラードには、結構多く
含まれているんです。動物性の脂肪に一般的にいわれることですが・・・・・
いま、美容オイルで有名になった、マカダミアナッツオイルもこれを多く含みます。
また卵の脂肪酸組成もラードとよくにています。
しかしながら卵にはアレルギーのある方も多くいらっしゃいます。
ラードを使った石鹸で肌トラブルがあったことが、ある本に出てて、その方はそれから
手作り石鹼を作り始められたらしいんですが・・・・このとき海外にお住まいでした。
でも日本に住んでいる私たちにはどうなんでしょうか・・・・・・?
海外は硬水の地域が多く日本のほとんどの地域は軟水ですね。
もしかしたら金属石鹼が多かったのでは・・・・・?とは考えられないでしょうか?
同じ石鹼をつかってもEDTAというキレート剤が入っていることで、泡たちがずいぶん
違ってきますし、金属石鹼もすくなくなります。しかしこのキレート剤をつかうにあたり、
この成分は石鹼水とともに下水に流れ、石鹼そのものは分解されるのですが、
EDTAは分解されず魚などの口に入るらしいんです。
それをイヤとする方々が多いのも事実です。しいては地球汚染だとも・・・・
幸いなことに、手作りソーパーにはなかなか入手しにくい物です。(良いか悪いかは別)
難しいことはこれくらいで、これからは使ってみようかな”豚”もということです。
J さんの石けん 型入れ直後とくちなしの実
カットしました 少し入れた石鹸の模様が見えますか。
あのクチナシの実からこんなにきれいな色の石鹸ができるなんて、とても不思議です。
中に入れ込んだ石鹸はちょっとおとなしめだったかな?(私に似て・・・)
実際に見るのが楽しみです。
ラードを入れた石鹸は泡もちもいいし、私は好きです!
やって見てわかることが経験だから、次が楽しみですね。