ほっこりプロレスのシルバーシート金山が
オンラインプロレス界で快進撃を続ける2人の弟子
ザ・ミックとMr.しもについて語った。
感情の伝わる熱い試合に定評のあるザ・ミック。
対外試合では、新日本プロレスの棚橋、中邑をはじめとする
プロレス界でもトップクラスの選手を相手取り
勝るとも劣らない実力を見せた。
「ミックは決して器用なレスラーじゃない。
不器用で真っ直ぐなところは長所でもあるが
こと真剣勝負という点においては
大きな短所だと、わしは思っていた」
相手がチョップを得意とするならば、腕を攻め
相手がキックを得意とするならば、脚を攻める。
相手がどこかを負傷していれば、そこを執拗に狙う。
これらはプロレスの世界においては
常套手段ともいえることだが
ザ・ミックは決してそれをしない。
「ボブ・サップをブレーンバスターで投げたときは
さすがに驚いた。
そんなことができるのも
あいつのハートの強さゆえだろう。
バカ正直なのもそこまでいけば
もはや短所とは呼べないのかもしれないな」
金山は、半分呆れたように笑いながら話した。
「ミックはまだまだ強くなる。
その成長を見るのが、わしのマイブームだよ」
同じく、金山の弟子であるMr.しも。
どちらかというとエンターテインメント路線の
ファイトスタイルがウケており
対外試合では未だに勝ち星を得られていない。
「しもは…相変わらず勝てないのが残念だ。
試合は面白いんだがなぁ」
しかし金山は、そんなMr.しもがここ最近
驚異的な成長を遂げていると語る。
「ノアの丸藤選手との試合は衝撃的だった。
非常に頭を使って試合を組み立てていた。
ハヤブサ選手との試合でも
マスクを狙うと思い込ませ低空の蹴りを決めていた。
得意のロープワークにこの頭脳プレイを織り交ぜる
新しいスタイルを確立できれば
ひょっとするとひょっとするのかもしれないな…」
師匠・金山がそんな風に自分に期待していることなど
当のMr.しもは知る由もなく
今日もできもしないシューティングスタープレスの
完成に精を出している。
ザ・ミックとMr.しも。
まだまだ成長著しいこの2人のレスラーから
今後も目が離せそうにない。
to be continued...
★Mr.しもの中の人の裏話★
ザ・ミックとMr.しも。
初期の頃は、熱い試合担当のザ・ミックと
笑える試合担当のMr.しもという分類で
試合動画を作っていたのですが
ここ最近では少し事情が変わってきています。
ザ・ミックの試合では
寡黙なミックが技や動きでいかに感情を表現できるか
という点にこだわって試合を作っています。
不思議なもので、寡黙なミックの試合の方が
口の達者なMr.しもの試合よりも
どんな気持ちで戦っているのか
見ていて伝わってくるんですよね。
試合の展開を練るときも
まずはミックと相手の心理的な部分から作り始め
それが非常に楽しい作業だったりします。
一方、Mr.しもの方は
戦略的に相手を追い詰めるという
新しいスタイルを打ち出していければ
面白くなるんじゃないかとワクワクしています。
少年ジャンプでいうところの
封神演義の太公望やアイシールド21のヒル魔のような
身体能力を頭脳で補うみたいなスタイルって
ちょっとカッコイイじゃないですか?
そうは言っても、丸藤戦で開眼したばかりなので
まだ妄想の段階でしかないんですけどね(笑)
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