Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

プロレスのマンガ化について

2014-01-30 23:11:13 | プロレス話 未整理


今週の週プロで武藤が
「現在のプロレスはマンガみたいになっている」
と発言していたことに関して
私なりに考えてみました。

Mr.しもvsジャイアント馬場の収録時に
はじめて昔のプロレスの動画に触れてみました。
なんというか、技らしい技は本当に少なく
試合の大部分がヘッドロックだったり…。
でも、だからこそ大技が出ると
会場が「ワーッ」と沸きますし
会場に一体感のようなものがありました。
また、必ずしもその選手の必殺技が
フィニッシュになるというわけでもなく
いつ、どんな技で決まるかわからないので
一瞬も目が離せない面白さがありました。

今のプロレスはどうでしょうか?
試合のほとんどが大技で構成され
レベルの高い攻防が非常に多くなりました。
それが逆に、大技一発一発の価値を下げてしまっており
その選手の必殺技待ちのような
フィニッシュシーンが定番となりました。
以前よりも攻防がハイレベルになったぶん
見る側も相応の知識が必要になったように感じます。

おそらく飛んだり跳ねたりの攻防や
打ち合わせしたかのような攻防
必殺技が出れば試合が決まるという予定調和感を指して
マンガみたいという発言に至ったのでしょうか?

私はこのマンガみたいなところが
他の格闘技にはないプロレスの魅力だと思っています。
私がJr.ヘビー級の試合が好きなのも
やはりプロレスならではの飛び技が好きというのが理由ですので。

ここまでマニアックなものになってしまったプロレスが
かつてのような大衆娯楽に戻れるかと聞かれれば
正直、難しいと思います。
これが淘汰され洗練された結果であるのか
それともファンに媚びてそちら側に歩み寄った結果であるのか
私にはわかりませんが
それでも私はやはり今も昔もプロレスが好きですし
これからもファンであり続けると思います。
マンガみたい?
大いに結構じゃありませんか。



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