Mr.しもの中の人が
プロレスラーの魅力を語るこのコーナー。
今回は、グローバル・リーグ戦2014を
大いに盛り上げてくれた
新日本プロレスの小島聡選手を
いっちゃうぞ、バカヤロー!
新日本よりも全日本派だった私の中では
どうしても天山と2人で1セットの
イメージが強い選手でした。
もしくは、武藤の子分という印象で・・・。
印象が大きく変わったのは
全日本に移ってからで
三冠とIWGPを同時に保持し
プロレス大賞MVPを獲得した
2005年度の活躍は
強烈なインパクトを与えました。
そんな偉業を成し遂げたにもかかわらず
やはり世間的には
「プロレス界No.1のレスラーは小島」
という認識はなかったように思います。
2010年のフリー時代には
史上初めて外敵としてG1を制覇。
またもやプロレス史に名を残す
偉業を成し遂げますが
これまたプロレスファンの認識を
大きく変えるには至らず。
「テンコジ」というプロレス界でも
最高峰のタッグチームであることが
逆に足枷になっているのかもしれませんね。
小島は最近でも
NWA世界ヘビー級王座と
NWA世界タッグ王座を獲得していますが
これも今となっては
胡散臭いベルトになってしまっていて
大きな潮流を生み出すには至らず。
うーん、やっていることはスゴイのに
なんだか報われない選手です。
そんな小島の得意技を見ていきましょう。
豪腕ラリアット
現在の小島のフィニッシュホールド。
あのスタン・ハンセン直伝という
これ以上ない肩書きを持つ技で
その威力も申し分ないのですが
この技が必殺技として定着するまでには
色々ありました・・・。
ぶん殴りラリアット
必殺技に昇華する以前は
小島はラリアットを連発してました。
当時を振り返り、小島は
「技を大切にしていなかった」と
語っていることからも
「世界一のラリアッター」を
自ら謳っておきながら
技に対しての思い入れが
足りなかったことがうかがえます。
余談ですが、当時、小島本人は
「まぁ、世界一のラリアッターは
小橋さんなんですけどね」
みたいなコメントを出していたような・・・。
ダイビングエルボードロップ
この技そのものよりも
この技の前に必ず叫ぶ
「いっちゃうぞ、バカヤロー!」を
ファンも一緒に合唱するというのが
小島の代名詞になっています。
コーナーでのマシンガンチョップが出たら
この技へと移行する合図です。
その後、反対コーナーへ相手を振って
ジャンピングエルボーを放ちますので
その直後、一緒に叫びましょう。
決して恥ずかしがってはダメですよ!
CCD(コジ・クラッシュ・ダイナマイト)
コジ・クラッシュ・ダイナマイト・・・。
私的ベストバウトは2004年に
全日本で行われた三沢戦。
これでもかという程の
三沢さんの殺人技の数々は
小島を認めたということなのか?
それともこのリングで戦うには
これだけの覚悟を持って挑めという
先輩からの檄だったのか!?
某動画共有サイトで見れますので
興味のある方は是非どうぞ。
なんだかおかしな方向へ
走ってしまうこともある小島ですが
不器用ながらも真っ直ぐな性格は
誰からも愛されること間違いなし。
小島を知らない方であっても
この発言を見れば一気に
心が和んでしまうことでしょう。
あぁ、やらないつもりだったのに
結局このネタで落としてしまいました・・・。
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