1日2興行の観戦が
これほど疲れようとは・・・。
ただ私の体力が
ないだけかもしれませんが
グッタリした状態で
この日2度目の
後楽園入りです。
グローバル・タッグリーグ戦の
優勝者決定戦が行われる
この日の興行、
後楽園の入り口には
ご覧の通り
優勝トロフィーが
飾られていました。
K.E.S.と丸藤&矢野、
栄冠はどちらの手に・・・!?
スタンド立ち見席もあった
W-1と比べてしまうと
やや見劣りしますが
客席は埋まっており
熱もありました。
第1試合
友寄 vs 清宮
先輩の友寄と
後輩ながら友寄の欠場中も
奮闘を見せていた清宮。
お互いが別の理由で
「負けられない」と臨んだ
一戦だったと思います。
結末は、時間ぎれドロー。
この2人に10分間は
短すぎました。
第2試合
石森 ストーム 熊野
vs 小川 平柳 キャプテン
平柳よ、どこへ行く!?
まぁこういうスタイルの
レスラーがいても
良いとは思うのですが
欲を言えば
もうちょっとしっかり
オチはつけてほしいかなと。
この試合、
なんと熊野が小川から
クマ固めで3カウントを奪う
大金星!
当然、会場は爆発しました。
クマ固めを繰り出す
タイミングも見事で
成長を感じました。
第3試合
タイチ デスペ TAKA
vs 原田 小峠 拳王
確実な面白さが
保証されている
ノアJr.の最前線。
この日もアツかったです。
ラストは
コーナーに控える拳王が
TAKAを追い詰める原田から
強引に試合権利を奪い
蹴暴1撃でフィニッシュ。
拳王がリングで戦ったのは
ほぼこの一瞬だけでした。
お見事っ!
第4試合
ヨネ 齋藤 vs 天山 小島
ノアの会場であっても
声援を集めるテンコジ。
しつこいようですが
優勝決定戦で見たかった!
小島が
「いっちゃうぞバカヤロー」と
叫んでいる間に
起き上がって
態勢を整える彰俊。
「ノアのリングで
大きな顔をさせるか」という
彰俊の意地のようなものを
感じました。
第5試合
みのる 杉浦 ベンジャミン 飯塚
vs 潮崎 谷口 中嶋 北宮
豪華なメンバーでの
8人タッグでしたが
注目が集まるのはやはり
GHCヘビーを争う
杉浦と潮崎の絡み。
わずかな試合時間でも
しっかりと爪痕を残す
杉浦はお見事でした。
5.28大阪での
GHCヘビー戦が決定した
杉浦と潮崎。
潮崎のノア退団から続く
両者の因縁に
終止符が打たれるのか?
凄惨な試合になりそうで
恐ろしいです。
セミファイナル
GHCジュニア・ヘビー級
選手権試合
金丸 vs 大原
ノアファンの期待を
一身に背負って
大原が金丸に挑戦。
相変わらず大原の
会場人気はすさまじく
ハッピーエンドに
期待が高まります。
当然の如く
試合に介入する
鈴木軍の面々。
これを拳王が1人で
なぎ払います。
それでも
ミスターGHC Jr.は
更に上を行きました。
ここぞという場面で
一気に畳みかけるところは
師匠の秋山を
彷彿とさせます。
タッチアウトの前に
大原も撃沈。
試合後、次期挑戦者として
名乗りを上げたのは
第2試合で
小川からピンを獲った熊野。
両者の力量を比べると
挑戦者としてやや
力不足な感は否めませんが
そんな熊野だからこそ
失うものは何もありません。
思いっきりぶつかって
何かを掴んでもらいましょう。
あわよくば、ベルトも!(笑)
メインイベント
グローバル・タッグリーグ戦2016
優勝決定戦
アーチャー スミス
vs 丸藤 矢野
抜群の安定感と
圧倒的な破壊力を持つ
K.E.S.と
リーグ戦が進むほど
連携を強めていった
トリッキーなタッグチーム、
丸藤&矢野。
結果もさることながら
試合内容にも
期待がかかります。
このシリーズから
入場用のマスクと
アーマー風ガウンを
身に着けなくなった丸藤。
それを悔やんでいるのは
世界中に私だけで結構です(笑)
試合は予想通り
K.E.S.が丸藤組を
攻め立てる展開が続きます。
K.E.S.のパワーあふれる
豪快な攻め手の数々は
見ていて痛々しく
観戦していた私も
お腹のあたりが
痛くなってきました。
それでも丸藤も矢野も
一瞬で試合を決める力を
持っていますからね。
一秒たりとも
目が離せません。
ええ、一秒たりとも・・・。
あれ、おかしいな。
腹痛が徐々に
強くなってきたように
思います。
イテテテテ・・・。
でもアレだ、
一瞬の丸め込みで
決まっちゃう
可能性もあるので
途中で席を立つのも
アレだし・・・。
いやでもまだ
試合が始まってまもないし
急いで戻ってくれば
きっと大丈夫。
しかし待てよ、
丸藤&矢野組なんて
そうそう見られる
タッグチームじゃない。
そもそも私は
このタッグチームを
追いかける為に
この会場に来たはずだ。
試合はおそらく
あと10分間ほどで終わる。
たったそれだけの辛抱だ。
よし、決めた。
このままこの試合を見守って
試合終了のゴングとともに
トイレに行こイテテテもう無理
まじむりトイレトイレ!
・・・で、
トイレから戻ったら
こうなってました(笑)
後ほど他のお客さんに
試合展開を確認したところ
矢野の急所攻撃から
丸藤の虎王→不知火と繋ぎ
丸藤組が勝利したとの
ことでした。
それ、私の
見たかったヤツ!
グローバル・タッグリーグ戦
2016は
越境タッグで
打倒K.E.S.を掲げた
丸藤&矢野組が
見事に優勝を果たし
幕を閉じました。
さぁ、次はいよいよ
GHCタッグ王座奪還だ!
・・・って、なんだかちょっと
頼りない気もしますが・・・。
GTL最終日となるこの日は
公式戦は終了しており
優勝決定戦のみが行われました。
どう転ぶかわからない
リーグ戦のドキドキ感と
切り離されてしまったようで
少し物足りなさも感じましたが
そこはないものねだり。
そのぶん、
決定戦のみに集中できると
考えれば納得です。
リーグ戦の星取を
楽しみたいなら
前日も来ればよかった
だけの話ですしね。
公式戦で1度、
優勝決定戦で1度、
そして次回大阪での
GHCタッグ戦でもう1度と
3度続けて
同一対戦カードが
行われるわけですが
丸藤&矢野組もK.E.S.も
まだまだ余力を
残しているように思いますし
タイトルマッチの
クオリティに関しては
心配無用でしょう。
欲をいえば
ヨネ&ストーム組などは
このリーグ戦でもっと
存在感を出して
もらいたかったなと。
結果の話ではなく
コメントやアピールで
盛り上げてほしかったですね。
あとはやはりテンコジ。
優勝は逃しましたが
いつでもGHCタッグに
挑戦できるだけの
実績と人気は
兼ね備えているチームですので
是非、挑戦してほしいなと。
肝心のテンコジに
「GHC、イラネ」と
言われてしまうと
それまでなんですけど・・・。
最後に、大原について。
残念ながら
王座戴冠はなりませんでしたが
挑戦者決定トーナメント制覇と
今回のタイトルマッチで
原田、小峠、拳王にも
まったく見劣りしないことを
証明できたと思います。
これで今後のJr.戦線が
ますます面白くなりそうです。
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