Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

2017.2.24ノア後楽園大会観戦記

2017-02-27 22:34:48 | プロレス観戦記

24日に観戦した
ノアの後楽園大会、
まさか観戦記を書くのに
3日も間を
置くことになろうとは
思いもしませんでした。
それだけドタバタ
していたということで・・・。



10分前の時点で
観客の入りは
こんな感じでした。
はっきり言ってガラガラ、
私が見たノアの
後楽園大会の中でも
過去最低の入りだったと
感じました。

そりゃまぁ
ついこの間まで
後楽園大会を
ビッグマッチとして
扱っていたのに
この日はタイトルマッチが
1つもない上に
他の対戦カードも
ちょっとアレでしたしね・・・。
しかも10日前に
後楽園大会を
やったばかりですし・・・。

本音を言いますと
私もチケットは買ったものの
異動による慌しさもあって
行くかどうかはギリギリまで
悩んでいたくらいです。


第1試合
齋藤vs藤原ライオン


ついに藤原ライオンの
シングルマッチを初観戦!
・・・まぁ、期待に届かず
アレだったわけですが・・・。
脇固めとキックの印象しか
残っていません。

試合は彰俊が
スイクルデスで勝利。


第2試合
ヨネ 谷口
vs HAYATA YO-HEY


ノアファンの私ですが
HAYATA&YO-HEY組に
勝ってほしいと思って
観戦してました。
リボーンした
新しい景色を
見たいんですよねぇ。

HAYATA組の好連携が
光りましたが
試合はヨネが
キン肉バスターで
YO-HEYを沈めて勝利。
Jr.ヘビー級は
ヘビー級に勝てないという
ノアのいつもの図式こそ
ブチ壊してほしいのですが・・・。


第3試合
Hi69vs原田


3.12横浜大会で行われる
GHC Jr.タッグ王座戦の
前哨戦その1。
Hi69のシングルは
じっくり見たいと
思っていたので
うれしいマッチメイクです。
しかも、相手は原田大輔。
これは興味深い。

試合のほうは
Hi69が原田の脚を
執拗に攻める展開に。
予想していた展開とは
ちょっと違いましたが
脚の痛みに堪えて
片山ジャーマンを決める
原田の姿が
印象的でした。

痛みに耐えて
よく頑張った!
感動したっ!


第4試合
石森vsタダスケ


葉っぱ隊のような
新コスチューム(失礼)
も相まって
彫刻のように見える石森。
なんだろう、
ここまで行くと
むしろちょっと怖いです。



のらりくらり戦法で
石森のペースを乱す
タダスケ。
「なんだコイツ、
 イラッとするわ~」
なんて気持ちで
見ていたのですが
後でそれが
同族嫌悪というヤツだと
気づきました。

試合は石森が
450°スプラッシュで勝利。


第5試合
北宮 拳王vs杉浦 清宮


事件が起きたのは
この第5試合でした。
GHCタッグ王座を保持する
北宮と拳王に
挑戦をアピールする
清宮でしたが
「結果を出していない」
という理由から
王座戦は認められず。
杉浦と清宮としては
なんとしても
この試合に勝利して
王座挑戦をアピールしたい
ところですが・・・。



どうしても
実力で劣る清宮が
捕まってしまう展開に。



北宮と杉浦の
バチバチファイトは
好勝負を予感
させましたが・・・



北宮が杉浦に得意技の
監獄固めを決めると
北宮のパートナーの
拳王がリング上へ。
合体技で一気にケリを
つけるのかと思いきや
なんとケリは
北宮の頭を直撃!
誤爆ではなく
確信的犯行でした。

画像は・・・ありません。
だって本当に
予想外だったんですもの!



急いでカメラを
用意したときには
拳王が北宮へ向けて
ダイビングフットスタンプを
投下してました。



更に杉浦が
予選スラムで追撃して
北宮から3カウントを奪取。
GHCタッグ王座を
強奪した2人がリング上で
勝ち名乗りを上げます。

GHCタッグ王座を
保持している状態で
現パートナーに対して
1度も防衛戦を戦わずに
三行半を叩きつけるという
ノアの歴史に残る
裏切り劇を演じた拳王。
そして、清宮という
ノアファンの期待を
一身に背負う存在を
あっさり見捨てた杉浦。
これはちょっと
スゴイことだと思います。
NOAH the REBORN、
いよいよ本格的に
始まりましたね!

ただ、後楽園のファンは
突然の裏切り劇に
とまどいを強く
感じたようです。
新日本の会場だったら
「うおぉぉぉっ!」と
盛り上がったのでしょうが
どちらかというと
「えっ・・・!?」
「ざわざわっ・・・」
という反応だったのが
なんだかちょっと
勿体なかったような・・・。


セミファイナル
丸藤vs小峠


第5試合の余韻も
残ったまま
大会はセミファイナルへ。
丸藤と小峠のシングル戦は
ファンにとっては
関心度の高いカード
だった模様です。

私はというと・・・
ヘビー転向後の小峠は
イマイチパッとしない
印象しかありません。



試合は丸藤のペース。
はっきりいって
圧倒しているように
私の目には映りました。



丸藤がエプロンで見せた
断崖パイルドライバー。
エグイですねぇ・・・。



コーナー串刺し式の
虎王が的確にヒットし
小峠はダウン。
虎王、最初はあまり
好きではなかったのですが
この技からの不知火が
フィニッシュとして
定着したことで
割と好きになりました。



難しいことを
いとも簡単にやってのけ
その難易度の高さに
気づかれないのが
天才の歯がゆいところ。
この背面を向けた相手に
体をしならせて決める
トラースキックとか
相当センスがないと
できないと思うんですけどね。





完璧に決めた虎王も
カウント2で跳ね返す小峠。







ならばと丸藤が
フィニッシュに選んだのは
レア技のポールシフト式
エメラルドフロウジョン。
小峠の奮闘を
認めたということでしょう。



試合後には
「でくのぼう」と称した
マイバッハ谷口を
リングに上げ
「オレとテッペン
 目指してみるか?」
とタッグ結成の呼びかけ。
谷口はこのチャンスを
活かすことができるのか!?
今後に注目です。


メインイベント
中嶋 大原vs潮崎 熊野


3.12横浜大会で行われる
GHCヘビー戦および
GHC Jr.ヘビー戦の
前哨戦となるこの試合、
・・・ですが
私は正直なところ
あまり期待して
いませんでした。
中嶋vs潮崎といえば
おそらく現時点のノアで
最高峰の試合が
期待できるカードだと
思うのですが
一体なぜなんでしょうね?
燃えてこないんですよ。



それにしても潮崎、
嫉妬するほどに
イケメンですなぁ・・・。



そして中嶋、
精悍な顔つきに
なりましたなぁ・・・。



試合の方ですが・・・
期待してなかった
なんて言って
本当にごめんなさい!
ムチャクチャ
面白かったです。

バチバチに意識し合う
中嶋と潮崎、
大原と熊野。
特に中嶋と潮崎の
エキサイトっぷりは
すさまじく、場外乱闘も。

そして両者の
この顔である。




一方の大原と熊野は
熊野が押し込まれる展開が
しばらく続きました。

大原は2階立見席から
熊野に歓声を送る
ファンの声を聞くと
そのファンを
逆なでするような
この表情。
この辺りの
アドリブの強さは
大原のウマさですね。



中嶋の強烈な打撃技と
ボディスラムの連発で
グロッギー状態の熊野。
この力の差は
ちょっとやそっとでは
埋まりそうにもないかも!?



ようやく熊野から
タッチを受けた潮崎。
中嶋のキックに
チョップで打ち合い
打ち勝った場面は
スゴイの一言。



最後に試合権利を
持って戦ったのは
大原と熊野。
熊野はこれまで
耐えに耐えた分を
発散するかのように
パワー殺法を披露。





勝負どころで
熊野が見せた
ベアハッグからの
ロックボトムは
お見事でした。





ここから更に
必殺技のMNへと繋ぎ
見事、大原から
3カウント勝ちした熊野。
殊勲の1勝で
GHC Jr.王座戦に
弾みをつけました。



喜びを爆発させた後、
大会をマイクで締めた
熊野。
つたないマイクでしたが
気持ちは伝わりました!



あまり大きな期待もせず
観戦に行った
この日の後楽園大会、
期待値が低かったことが
良い方向に働いたのか
拳王の裏切りや
丸藤とマイバッハの合体、
メインの熱戦もあって
終わってみれば
非常に熱い大会でした。
客席はガラガラでしたけど
なぜこれほどの試合で
この客入りなのか、
不思議なくらいです。

私は別に
お客さんが少なくても
構わないんですけどね。
その方がチケットも
手に入れやすいですし。



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