所用で千葉県の手賀沼へ行って来ました。
用事を済ませて、向かった先は「土用の丑の日」が近いと云う事で「鰻正」です。
手賀沼に来たらこのお店に寄るのが我が家の恒例になりました。
店の裏に駐車場が有り、お勝手口の前には活きたうなぎを入れる生簀が重ねてあって水を流してました。
生簀を覗いたら青みがかった元気な鰻が泳いでいました。
泥を吐かせているんでしょうね。
老舗感があるお店です。 玄関の前にはメダカの水槽が幾つも置いてあります。
中ではメダカが元気に泳いでいます。 それだけ水が綺麗と云う事でしょう。
昭和にタイムスリップしたような店内。
カウンターに小上がりの奥には座敷も完備して広々としています。
ご主人と女将さんのお二人でお店の切り盛りしている様です。
入店したらご主人から予約はされましたか?と言われました。。。
注文を受けてから捌き始めるので、4,50分はかかるので事前に電話予約してから来て頂きたいとの事。
特に次の予定も無いので出来るまで待っていますと言って入店許可を貰いました。
昔の大相撲の番付がいっぱい貼ってあったり、本棚には美味しんぼの漫画本がずらりと並んでいます。
長嶋茂雄さんのポスターも飾ってあり、ローカル色豊かです。
メニューを見ると鰻は松3,600円 竹3,000円とリーズナブルです。
ここは当然、松をオーダーです!
ノンアルコールビールを飲みながら待つ事40分・・・
お待たせしました〜!とおかみさんが持ってきてくれたのがこちらです!
パカッと蓋を開けるとふわっと香り立つ炭の香り!
鰻は幅も厚みも中くらいのものが一尾分です。
外はぱりっと、中はしっかり蒸されているらしく、食感はふんわり柔らかです。
下処理も十分で泥臭さや小骨の当たりもまったくありません。
タレは甘すぎずさらっとした嫌味の無い味で、ご飯への沁み具合も調度良かったです。
肝吸いは、立派な消化管がついたプリプリ大き目の肝が入っていました。
お汁は薄味ですがしっかりした旨みを感じます。
お新香も瑞々しく酸味が弱い浅漬けでさっぱりしていて良かったです。
ご馳走様でした! また来年!?