NHK総合テレビで2024年10月5日より毎週土曜23時45分〜放送されているアニメ『チ。-地球の運動について-』を観ています。
魚豊(うおと)氏が連載していた同名マンガが原作で「天動説」が信じられていた時代に、命の危険をかえりみずに異端思想とされている「地動説」の研究をする人々を描いた作品です。
舞台は15世紀のヨーロッパ某国。
飛び級で大学への進学を認められた神童・ラファウ。
彼は周囲の期待に応え、当時最も重要とされていた神学を専攻すると宣言。
が、以前から熱心に打ち込んでいる天文への情熱は捨てられずにいた。
ある日、彼はフベルトという謎めいた学者と出会う。
異端思想に基づく禁忌に触れたため拷問を受け、投獄されていたというフベルト。
彼が研究していたのは、宇宙に関する衝撃的な「ある仮説」だった。。。
タイトルの「チ。」は「大地のチ」「血液のチ」「知識のチ」の3つの意味が一体になっています。
中世のキリスト教が支配している社会で、生命をかけて地球の運動の真理を追究する人々の物語です。
物語を通して決まった主人公が居る訳ではなく、時代の流れで主人公も登場人物も変わります。
そこで少しずつ天動説が覆されていく経過がスリリングに描かれています。
抵抗の多い社会の中で真理を追い求める熱き探究心と信念のリレーに感服です!
と云うのは前振りで、本題はここからです。
続く・・・