三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

アキュラMDX

2009年02月08日 | Weblog
    


先日、インターネットでクルマを探していたら、「アキュラ」のMDXがリストアップされていた。

ちょいと古いがなかなか出ない代物なので、早速、翌早朝、家族全員で見に行った。


    


ご存じのように、大手自動車メーカーは、その生産する一般車のブランドと区別して、より高級車であることを表す別のブランド(商標)を設定し、販促を行っている。

トヨタならレクサス、日産ならインフィニティ。

「アキュラ」はこれと並ぶホンダの高級車の別ブランド名(商標)である。

そして、ホンダがこのような高級車ブランドの先駆けなのである。

「アキュラMDX」は、カナダで生産され、北米中心に販売される高級SUVである。


    


そんな訳で、翌朝、さっそく試乗をさせて貰ったところ、少々年式は古いが少しも陳腐化さはなく、エンジン出力も安定し、かつ、パワフルで極めて快調。どこといって文句のつけるところもまったくない。よって、その場で買いを即決した。


ただ、買いを決めたとしても、少しばかり気になる点があった。

一つは、買ったクルマの名義が私の名前で登録できるかどうか、二つは、損害保険の種類(強制・任意) は日本と同じかどうか、三つは、希望ナンバーは取れるかどうかなどである。

結論は、最後の点はOKであるが、そのほかの点はノーであった。

そこで、買ったクルマの名義は、今回は娘の名義で買うことにし(娘はその所持するグリーンカードでIDが認められる。)、そして加入する保険は私を担保するように出来るというのでそのようにしてもらった。

希望ナンバーは取れるというのだが、いまのアメリカの種々の経済的理由からだろか、2週間ほど経ってから電話してくれ、と担当者から言われたため、希望ナンバーはお預けとなった。


    


アメリカという国は、日本と違い、保険さえ加入すれば、ナンバーがなくてもその場で中古のクルマは乗って帰ることができる。

以前、娘がミシガンの大学に通っていた時にも同じ経験があり、確か、スズキのサイドキックという赤い4WDを買い、その場で保険に加入し、その証拠書類をクルマに積んでその日のうちに、カナダのナイアガラの滝を娘と見に行ったことがある。


    


このように、アメリカで中古車を買う場合には、実に手続きが簡単で、しかも費用も安い。

日本のように自動車重量税などの自動車関係税もない。それに車検もない。

今回も、翌日、日本の陸運局(陸運支局)に相当する事務所で、待ち時間なしで登録しナンバーを貰い、しかも費用は$140ほどであった。


    


今回、アキュラMDXを購入したそのディーラーは、タイヤを新しくしてくれたり、すべてのチェックも万全にしてくれ、実に親切な対応をしてくれた。

また、購入したクルマ自体も、ヒート付き革シート、前席パワーシート、クルーズコントロール、ムーンルーフ、ナビ、シートメモリーも付いた、完全フル装備のクルマで、名実ともにいい買い物をしたと思っている。


    


ただ難点を挙げれば、使用するガソリンがハイオクであるという点。このところの原油価格の反騰から、当地でも少々ガソリン価格も値上がり傾向にあるが、それでも日本の値段に比べれば半値以下の1ガロン当たり1,9ドル台である。

今回はこちらでの公式IDがなかったため自分名義の登録とはならなかったが、そのうち、アメリカでの免許証取得にも挑戦したいと思っている。