美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

フジテレビ問題で思い出したこと

2025年01月22日 07時33分50秒 | 姿勢&見た目

公正・公平・寛容とは無縁の新政権、島岡美延です。気に入らない者を排除と宣言する米大統領、各国のリーダーがこんなリーダー像を目指さないことを祈るのみ。

お気に入りを周囲に置き、世間とのずれにも気づかず――。あまりフジテレビを観ないので、どれほどACジャパンCMに置き換わっているのかわからないけど、取沙汰されている「女性アナウンサー上納」などという問題を聞いて、ふと思い出したことが。

司会やラジオの仕事をするようになる前、フジテレビアナウンサーの講義を聞く機会があり、彼は女子アナ採用に関して「最終的にはお茶の間に受け入れられる顔、愛嬌」という話をしたのです。当時、フジのアナウンサーは他局に比べて「漢字が読めない」「タレントみたい」などと言われていたことに対し、それのどこがいけないのか、みんなが見たいのは綺麗な女子アナ、のように聞こえました。

会社の飲み会で女子がお酌、が当たり前だった時代からずっと何か続いていた? そう思ってしまうテレビ局の闇。

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カハクで一生分の鳥を見る

2025年01月21日 07時27分02秒 | 日記、その他

アメリカ新政権への懸念大、兵庫県で起きていることも深刻、島岡美延です。元県議を追い詰めたSNS、警察が事実無根と言うまで嘘も拡散し放題、この国の表現の自由ってそれほど幼稚?

空を飛ぶ鳥たちは、地上の人類をどう見ているのか。鳥の鳴き声、飛び方も今までと違って見えてきそう。先日、国立科学博物館の特別展『鳥』(~2月24日)に出かけました。哺乳類展は何度かあったけど、カハク初の鳥大集合。「一生分の鳥が見られる!?」のコピー通り、身近な鳥から世界の珍しい鳥まで、はく製と映像による展示は圧巻。

恐竜からの進化、2600万年前の翼を広げると7mの史上最大の飛べる鳥の復元。DNA解析で判明した意外な分類、系統。圧倒的に多いのがスズメ目、カラスもシマエナガもこの仲間。

日本館1階の企画展『貝類展 人はなぜ貝に魅せられるのか』(~3月2日)も楽しみました。なお次回の特別展は『古代DNA』という日本人のルーツに関して。こちらも期待大!

 

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その食品で身体に負担がかかる

2025年01月20日 07時30分29秒 | 日記、その他

気温が3月並みになる大寒、島岡美延です。花粉もすでに飛び始めていて、早く春が来るのかしら。

寒い季節は免疫力を高めたいと言いつつ、食べ物にどれくらい気を配っていますか?  図書館の予約がやっと回ってきた、中戸川貢著『ワースト添加物 これだけは避けたい 人気食品の見分け方』(ユサブル)を読みました。

日本は添加物も農薬も「明らかな危険性」がない限り使用禁止にならず、ヨーロッパ諸国は「明らかな安全性」がない限り使用できず。著者は、現在使用されている添加物が「腸内環境に悪影響」を及ぼし、「ミネラル不足」による新型栄養失調をを起こしている、と。その結果、免疫力低下、倦怠感、イライラ、冷え性、貧血などが増えている――。

具体的な商品名をあげて原材料や添加物を解説する本書。外で買う惣菜、冷食、たれ、つゆを使うとどうしても添加物が多くなることをふまえ、ミネラル不足を補う野菜、ナッツ類の摂取を推奨。無添加、ゼロカロリー表示の落とし穴も。

 

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移住先のムラで、若い夫婦は

2025年01月19日 07時19分04秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

韓国大統領逮捕で裁判所に乱入する人々、島岡美延です。嫌でも思い出す、アメリカの議事堂襲撃事件。あれはなかったことになっているのか、まもなく大統領就任式。

昨日は「移動」を勧める本でしたが、「移住」するならよく考えてから? 映画『嗤う蟲(24日公開)』をご紹介します。城定秀夫監督は、現代日本の闇に隠されたムラ社会の実態、実際に存在する〈掟〉の数々をリアルに描写。

田舎暮らしに憧れるイラストレーターの杏奈(深川麻衣)は、脱サラ夫・輝道(若葉竜也)と麻宮村に移住する。村民は自治会長・田久保(田口トモロヲ)を過剰なまでに信奉。二人は村民の度を越えたおせっかいに辟易するも、スローライフを満喫していた。そんな中、杏奈は田久保を畏怖する者がいると、ある不信感を抱く。一方、輝道は田久保の仕事を手伝ううち村の隠された〈掟〉を知ってしまうが村八分にされないように苦悩する――。

田久保の妻役・杉田かおるの笑顔の怖さ、これがムラなのかも。

 

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人が行動を変えるきっかけは、環境

2025年01月18日 07時37分11秒 | 姿勢&見た目

阪神淡路大震災から避難所の光景は今も変わらないことにあらためて愕然、島岡美延です。いつもと同じ場所で寝起きし、食べることが出来なくなると体調を崩す人々。

一方で「いつもと違うことをあえて求める」という提唱も。知人から借りた、長倉顕太著『移動する人はうまくいく』(すばる舎)。2019年出版『移動力』からコロナ禍を経て、さらに拠点を移すメリットを説く本書。

人間が行動を起こす順番は「環境⇒感情⇒行動」だとか。人生を変えるのにてっとりばやいのが「移動」なのに、日本社会は引っ越ししずらくなっている――。確かに転居、転校、転職etc、人間関係構築や手続きにハードルの高さを感じるもの。転職や独立を経て成功を手にした著者は「日本社会は、誰と、いつ、どこで働くかが選べない異常事態が当たり前とされている」と。

移動することは、まだ見ぬ何かに出会うこと――、今年も転居はしそうにないけれど、もう少し「移動する意味」を求めて行動するのもあり。

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あの日、赤ちゃんだった子も

2025年01月17日 07時38分12秒 | 日記、その他

阪神淡路大震災から30年、島岡美延です。寝ている人が多い冬の暗い朝、揺れを知らなかった関東の私が目にしたのはテレビの信じがたい映像。

西宮の友人をその夏に訪ね、「社宅の人たちが赤ちゃん優先だから、と助けてくれた」という話を聞きました。震災の二日前に引っ越したばかりの若い夫婦の子ももう30代。あの頃、職場結婚、社宅暮らしは多かったはず。

30年たって「街はきれいになったけど閑散として、思い描いていたのと違う」という声も。都市部ですら商店街が消えつつある今、街の復興とは何なのか。その後も東日本大震災、熊本地震、能登半島地震など震度7、さらに6弱以上は数えきれないほどあった日本列島。

南海トラフ地震が30年以内に起こる確率80%、と言われても「自分は遭遇しない」と思っている人が多そう。降水確率80%なら傘を持つけど、30年以内は今日でもおかしくないし、10年後かもしれないし。大災害のたびに出てくる教訓、国はボランティアや民間まかせが多すぎない?

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正反対の兄弟、家族の秘密とは

2025年01月16日 08時10分14秒 | 姿勢&見た目

イスラエルとハマスの停戦、6週間といわずにどうかその先も、島岡美延です。韓国では現職大統領が初めて拘束される事態、この先どうなるのやら。

政治からも目が離せないけど、韓国発の物語も一寸先は闇。映画『満ち足りた家族(17日公開)』をご紹介します。『八月のクリスマス』などの名匠ホ・ジノ監督による家族が崩壊に向かうサスペンス、怖いです。

弁護士の兄ジェワン(ソル・ギョング)は妻と高校生の娘と豪華マンションで暮らし、道徳よりも物質的な利益を最優先。一方、小児科医の弟ジュワン(チャン・ドンゴン)は道徳的で良心的であり、認知症の母を介護しながら、妻と高校生の息子と暮らしている。正反対の信念を持つ兄弟は毎月1回、妻を伴い4人で高級レストランでディナーをともにする習慣があった。あるディナーの夜、事件が発生。このことで4人は家族に関する秘密に直面して――。

その秘密、隠そうとすればするほど恐ろしいことに。隠しきるなんて無理、だから早く正直になりませんか!?

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姿勢を保つ筋肉を意識する

2025年01月15日 07時42分20秒 | 姿勢&見た目

貸金庫から顧客の金品を盗んでいた元行員は46歳の女、島岡美延です。この事件の発覚当初、支店長代理と聞いて50代男性、などと想像してしまい、ジェンダーの刷り込みを再認識。

80代女性、ならどんなイメージ? 元気な100歳も多い現代、高齢者ほど個人差は大きく、筋肉を意識的に鍛えている人から、要介護の人までさまざま。今月の姿勢テーマ『目標を立てて筋肉を育てよう』を実践していますか?

特に年齢が表れやすいのが、歩き方と姿勢。無理やり若く見せようとする必要はないけれど、歩き方も姿勢も日常生活の中で、無意識に出ているもの。若い人の心配になるような歩き方、立ち方、姿勢はかなり多く、スマホを見ている時の姿勢だって大いに影響を及ぼします。

身体はどうしてもラクだと感じることをしがち。だからこそ、姿勢を保つために必要な筋肉は鍛えないと衰えるばかり。日常の歩き方、信号待ちや電車で立っている時間は「姿勢を意識するチャンス」。毎日の積み重ねが未来のあなたを作ります。

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初めて武士階級で一揆を起こした男

2025年01月14日 07時53分51秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

九州での緊急地震速報にどきっとした昨夜、島岡美延です。南海トラフ地震だけでなく、次の大地震がどこで起きてもおかしくない日本列島。

室町時代後期、1498年の明応地震は南海トラフ巨大地震。それより少し前、日本史上、初めて武士階級として一揆を起こし、歴史書に唯一度その名を留めたのは――。映画『室町無頼(17日公開)』をご紹介します。垣根涼介の同名小説が原作、入江悠監督は初めての時代劇。あまり描かれたことのない室町時代を東映京都撮影所の職人たちが出現させました。

1461年、応仁の乱前夜の京は大飢饉と疫病で何万もの死者。一方、時の権力者は享楽の日々でかつてない格差社会。蓮田兵衛(大泉洋)は己の腕と才覚だけで世を渡る自由人、天涯孤独で餓死寸前だった才蔵(長尾謙杜)を棒術の達人(柄本明)に預け、地獄の修行をさせる。9人で幕府軍に挑む無頼たちに立ちはだかる洛中警護役・骨皮道賢(堤真一)。実は兵衛と道賢は悪友ながら道を違えた間柄、ついに命をかけた戦いが始まる――。

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気弱な青年が大統領を目指すまで

2025年01月13日 07時28分26秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

成人の日は気温高めの晴れ、島岡美延です。成人年齢が18歳となっても「二十歳の集い」の式典、各地で。

社会に出た20代の頃、今の自分と同じような性格だったか、それとも――。映画『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方(17日公開)』をご紹介します。アプレンティスとは見習い・訓練生などの意味。次期大統領が選挙の前に全米公開を阻止しようとするほど封印したかった過去とは。

1970年代、20代のトランプ(セバスチャン・スタン)は気弱で繊細な若き実業家。不動産業を営む父の会社は政府に訴えられ破産寸前、そんな折、悪名高き敏腕弁護士ロイ・コーン(ジェレミー・ストロング)と出会う。勝つため手段を選ばないコーンはナイーブなお坊ちゃんを気に入り「勝つための3つのルール」を伝授し、洗練された人物へと仕立て上げる。やがてトランプは数々の大事業を成功させ、コーンさえ思いもよらない怪物へと変貌していく――。

立場が逆転する怖さ。3つのルール、まさにこれがトランプ。

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