きりっとした空気、寒いけど気持ちがいいですね、島岡美延です。そんな初春に熱い舞台・・・、今これを出来るのは彼しかいないでしょう。海老蔵が十人の役を演じ分ける「伊達の十役」を観に、新橋演舞場へ出かけました。
仙台・伊達家のお家騒動を十役早替りで務めます。悪役の代名詞・仁木弾正や忠臣与右衛門、悪だくみの坊主・道哲などキャラクターの振れ幅の大きな役の数々、ここに太夫や腰元といった女形も。貫禄を要求される忠義の乳人政岡では我が子を失った苦しみをふり絞るように表現。最後は名裁きの細川勝元の大きな笑い・・・、歌舞伎の要素をすべて堪能させてもらいました!
弾正の宙乗りは、手が届きそうなほどに海老蔵が迫ってきて感激。この芝居を復活させた猿之助のどっしりした体格、甲高い声の「十役」も懐かしく蘇りました。
大喜利に「道成寺」のような舞踊も見せ、押戻しの荒事で歌舞伎座の團十郎と同じ役も。あわせて12か13の役? 駆け抜ける濃密な5時間半は、26日まで!
仙台・伊達家のお家騒動を十役早替りで務めます。悪役の代名詞・仁木弾正や忠臣与右衛門、悪だくみの坊主・道哲などキャラクターの振れ幅の大きな役の数々、ここに太夫や腰元といった女形も。貫禄を要求される忠義の乳人政岡では我が子を失った苦しみをふり絞るように表現。最後は名裁きの細川勝元の大きな笑い・・・、歌舞伎の要素をすべて堪能させてもらいました!
弾正の宙乗りは、手が届きそうなほどに海老蔵が迫ってきて感激。この芝居を復活させた猿之助のどっしりした体格、甲高い声の「十役」も懐かしく蘇りました。
大喜利に「道成寺」のような舞踊も見せ、押戻しの荒事で歌舞伎座の團十郎と同じ役も。あわせて12か13の役? 駆け抜ける濃密な5時間半は、26日まで!