朝と夜に傘の出番、島岡美延です。
原爆の悲惨さを知り、戦争をしない決意へ…、71年前の教訓です。
約100年前、第一次世界大戦は美しい世界を台無しにしました。
映画『緑はよみがえる(23日公開)』をご紹介します。
イタリアの巨匠エルマンノ・オルミ監督が、80歳を過ぎた今、幼い頃、父から聞かされた戦争の物語を後世に伝えようとした渾身の作。
イタリア・アルプスのアジアーゴ高原。1917年冬。
第一次世界大戦のさなか、イタリア軍兵士たちは雪山の塹壕に身を潜めていた。
彼らの唯一の楽しみで心の支えは、家族や恋人からの手紙。
戦況が悪化しても「愛する母さん、夜の山はなんと美しいのだろう」と綴る兵士。
彼らを待っていた運命とは…。
オルミ監督の父は19歳で従軍し、過酷な体験の記憶から何度も涙を流したそう。
厳しくも美しい雪山を映しながら、静かに心に訴えてくる戦争の愚かさ。
なお、オルミ監督の1978年パルム・ドール受賞作『木靴の樹』も岩波ホールで22日まで公開中。
原爆の悲惨さを知り、戦争をしない決意へ…、71年前の教訓です。
約100年前、第一次世界大戦は美しい世界を台無しにしました。
映画『緑はよみがえる(23日公開)』をご紹介します。
イタリアの巨匠エルマンノ・オルミ監督が、80歳を過ぎた今、幼い頃、父から聞かされた戦争の物語を後世に伝えようとした渾身の作。
イタリア・アルプスのアジアーゴ高原。1917年冬。
第一次世界大戦のさなか、イタリア軍兵士たちは雪山の塹壕に身を潜めていた。
彼らの唯一の楽しみで心の支えは、家族や恋人からの手紙。
戦況が悪化しても「愛する母さん、夜の山はなんと美しいのだろう」と綴る兵士。
彼らを待っていた運命とは…。
オルミ監督の父は19歳で従軍し、過酷な体験の記憶から何度も涙を流したそう。
厳しくも美しい雪山を映しながら、静かに心に訴えてくる戦争の愚かさ。
なお、オルミ監督の1978年パルム・ドール受賞作『木靴の樹』も岩波ホールで22日まで公開中。