祖母がこの世を去って2年、島岡美延です。
2019年大晦日に、大正・昭和・平成、令和元年までを生きた北海道の祖母のことを書きました。
102歳で亡くなったのが30日、施設都合で元日お通夜、2日葬儀。小規模の予定が北海道内の孫、ひ孫まで駆けつけ、祖母がおせちを作っていたお正月を再現したような光景に。長女である私の母は大雪で欠航の懸念がある中、31日に飛んで2日帰京。年末年始の新千歳空港便は満席が当然、1日ずれても不可能だった奇跡の親族大集合の年明けに。
私たちがまだ「新型コロナウイルス」を知らなかった2020年の始まり。コロナに感染しなくても、病院のお見舞いや最後の対面もままならない日々が来るなんて。
もし、祖母の旅立ちがあと2か月遅かったら、全く違うお別れの形になっていたでしょう。何せ、全国一斉休校の日々に突入したのだから。
オミクロン株急拡大予感の年末年始、祖母の笑顔を思い浮かべながら、そんなことを思うのでした。