中村吉右衛門さんの訃報にショック、島岡美延です。歌舞伎をよく見ていた頃の、あの艶やかな声が懐かしいです。
ある喪失が、ファンを駆り立ててしまうことも?
映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(3日公開)』をご紹介します。長年語り継がれた「ザ・スミスファンのラジオ局ジャック事件」に着想を得て映画化したのは、音楽映画に定評のあるスティーヴン・キジャック監督。
1987年、コロラド州デンバー。スーパーで働くクレオ(ヘレナ・ハワード)は、大好きなザ・スミス解散のニュースにショックを受け、レコードショップのディーン(エラー・コルトレーン)に「町の連中に一大事だとわからせたい」と訴える。ディーンはデートに誘うも、彼女は軍隊に入る仲間のところへ。残されたディーンは、地元のヘビメタ専門ラジオ局に行き「ザ・スミスの曲をかけろ」とDJに銃を突きつけた…。
ネットのない時代、人々の想いはラジオから拡散!