日米開戦80年、新たな事実も、島岡美延です。
負の歴史、隠しておきたいことが、国や企業に。
映画『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(17日公開)』をご紹介します。2016年1月のNYタイムズ紙の環境汚染問題に取り組んだ弁護士の記事。それを読んだマーク・ラファロ(ハルク役で人気)が自らプロデューサー兼任で主演。
1998年、オハイオ州の名門法律事務所の弁護士ロブ・ビロットは、ある農場主から調査依頼を受ける。大手化学メーカー、デュポン社の工場の廃棄物で土地を汚染され、190頭もの牛を病死させられたというのだ。謎の“PFOA”というワードをきっかけに事態の深刻さに気づくロブ。会社が発がん性有害物質の危険性を40年も隠蔽し、垂れ流してきた事実が判明する。7万人の住民を原告団とする集団訴訟に踏み切るも、相手は強大な権力と資金力の巨大企業。闘争の行方は。
今年公開の『MINAMATA』と比べて見てみませんか。