世界はこの暴挙を見ているだけなのか、島岡美延です。数時間単位で事態はより深刻化、ウクライナの人たちの恐怖は想像を絶します。ロシア国内の戦争反対のデモ、どうか大きなうねりになって。
コロナ禍の2年、「命を数でとらえる」ことに慣れ過ぎた世界。何十万人の死者の欧米に比べて少ないと思うのか、去年の夏より圧倒的に多い人が毎日亡くなっているのに、医療崩壊にも鈍感に。
ウクライナ側、ロシア側双方にこの何十時間で多くの犠牲者。明日の予定、来月の計画があった人たちが、戦争のせいで人生が絶たれる。プーチンが命令していなければ、奪われなかった命。
アスリートも反戦の声を上げ始めました。ふと妄想します。事態の解決のために、すべての国際大会でロシア選手を出場停止にする。理不尽?スポーツは関係ない? 国家ぐるみでドーピングをして勝利至上主義に突き進んできたロシア。経済制裁でも戦争を始めた国に有効なことは何か。実際、ロシア選手は、いま競技大会に出ても複雑な思いなのでは?