国葬の説明ないまま旅行割引の秋へ、島岡美延です。GoToトラベル後のコロナ感染拡大の冬。日本学術会議任命問題を無視し続けた政権を思い出します。
スターリンの国葬を描いた映画『国葬』のセルゲイ・ロズニツァ監督がナレーションなし、アーカイブ映像で綴った映画『バビ・ヤール(24日公開)』をご紹介します。
1941年6月、独ソ不可侵条約を破棄、ソ連に侵攻したナチス・ドイツ軍。占領下のウクライナに傀儡政権を作り、9月19日キエフ占領。9月24日キエフ中心地で市民を巻き込む大爆発。ソ連秘密警察が撤退直前に仕掛けた爆弾を遠隔で爆破させたのだが、疑いの目はユダヤ人に向けられ、当局はユダヤ人殲滅を決定。29日から30日にかけ、ナチス移動虐殺部隊はウクライナ補助警察の支援を受け、キエフ北西部バビ・ヤール渓谷で33771名のユダヤ人を射殺。ホロコーストにおいて一件で最多の犠牲者を出した人類史上最も凄惨な事件。
すべて当時の映像と写真。その衝撃に言葉が出ません。