しばし秋の陽気に逆戻り、島岡美延です。暖かくて助かる、とも言えない気候変動。COP29でも米大統領選の結果など、課題山積。
山のような心配に向き合った家族の力から素敵なアーティスト誕生。映画『新居浜ひかり物語 青いライオン(15日公開)』をご紹介します。昨日はドイツの自閉症の少年の物語、こちらはドラマとドキュメンタリーで描いたRSK山陽放送70周年記念映画。
新居浜市在住の石村嘉成さんにRSKが取材を始めたのが2019年、彼が25歳の時。2歳で自閉症と診断され、母・有希子さんは社会性を持ち、愛される子に育てたいと「療育」に取り組みます。成果が感じられ始めた矢先、病に倒れ40歳で死去。まだ小学5年生の嘉成さん、療育のバトンは父・和徳さんが引き継ぎ、眠っていた絵の才能が目を覚まし――。
〈自閉症の画家〉から「アーティスト石村嘉成」として勝負する彼。豊かな色彩で見事に描写される動物たち。現在、兵庫県立美術館で個展開催中。
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