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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

法廷で通訳をするということ

2024年08月02日 08時07分12秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

100%出し切った、ってどんな感覚か、島岡美延です。「自分でも頑張った」くらいは誰でも経験しているだろうけど。

今週の『虎に翼』、放火に問われた被告人のハングルの手紙が誤訳されたことに寅子が気づき、無罪に。関東大震災での朝鮮人虐殺や結婚への偏見など、ヘイトスピーチの令和に正面から問う展開。今週は佐渡金山の世界文化遺産への登録で朝鮮半島労働者のニュースも。

図書館で借りた丁海玉著『法廷通訳人』(角川文庫)には興味深く、知らないことだらけ。日本生まれの在日韓国人二世の彼女はソウル大学卒業、92年に大阪高等裁判所通訳人候補者名簿に登録。ある程度日本語を話せる被告の通訳、「包丁、果物ナイフ」の違いに該当する韓国語はない? 法廷内の公平さが最重要、感情を入れずに訳す。

裁判員裁判が始まり、より重い責任になるも待遇は? 母語が日本語か韓国語かでも言葉選びは微妙に異なるなど。日本人が日本語で裁判を受けるのだって緊張するだろうに。想像を超える法廷通訳の世界。

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