「ルールを守る党になる」が最大与党の選挙公約とは悲劇か喜劇か、島岡美延です。
この国の未来も心配だけど、中東はもっと緊迫。現在進行形で犠牲者が出る中、これは3年前の映像。映画『忘れない、パレスチナの子どもたちを(本日公開)』をご紹介します。
2021年5月の11日間で、少なくとも67人のガザの子どもたちが空爆で死亡――。イギリス人のマイケル・ウィンターボトム監督は、イスラエル軍の攻撃からわずか1か月後、パレスチナのムハンマド・サウワーフ監督とともに撮影を開始。犠牲となった子どもの家族へのインタビューとアーカイブ映像。
両親や兄弟姉妹が犠牲になった子を語るのですが、遊んでいた場所が空爆され、自分だけ生き残ったと語る小さな子も。前日まで元気に遊びまわっていた動画、そして亡骸。
遺体や血だらけの人々の搬送場面が出てきます(あえてR指定なし)。犠牲者の人数で語られるニュースでは伝わらない悔しさ、哀しみ、怒り。