美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

クマがそばの実を食べているのは

2025年02月10日 07時33分30秒 | 日記、その他

スキージャンプで52歳の葛西紀明選手の2週連続優勝、島岡美延です。カーリングは五輪代表候補が絞られ、野球、サッカーは開幕目前。

アスリートには「シーズンとオフ」があるけど、この動物のリズムは? 図書館で目についた永幡嘉之著『クマはなぜ人里に出てきたのか』(旬報社)。自然写真家による秋田や山形のツキノワグマの生態観察。

最初に、「アーバンベア」というメディアが恐怖をあおるように使い始めた呼び名への警鐘。クマは昔から人里に出てくることはあり、町に住むようになったわけではない。2023年はブナ、コナラ、ミズナラの3種同時大凶作でクリを食べるようになり、その後、畑に出てきた。減反政策によって豆類、ソバが作られるようになり、それを食べるクマ。

母親グマが駆除され、はぐれた仔グマが里で人間と遭遇、という事態が多いそう(山にいるオスグマを母仔は避けるため)。けして「クマが冬眠に入らない」のではない――。報道もクマと人間を対立構造にしてしまっているのかも。

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