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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

“表敬訪問”に社会の縮図

2021年08月06日 07時20分38秒 | 姿勢&見た目
37度予想の広島、原爆の日、島岡美延です。
「黒い雨」訴訟で救済されるべき人が救われますように。
もっと早く解決すべきだったことが、ずっと先送りされてきたこの社会。
一昨日、東京五輪ソフトボールの金メダルを持って表敬訪問した後藤希友選手。
名古屋市長がメダルをかじった映像を見た時、恐怖を覚えました。
「愛情表現だった」という言い訳にさらなる抗議がきて、謝罪。
「嫌がらせの認識はなかった」「フレンドリーな雰囲気だった」などの言葉に、社会が放置し続けてきた問題が凝縮されています。
いじめ、セクハラ、パワハラ…、その行為が“された側”にどれだけの傷を負わせるかの認識すらない社会。
五輪式典を巡る不祥事も同じ。
「笑ってやりすごす」ことで、その場の空気を壊さないようにするしかない“弱者”。
東京五輪2020の金メダル第1号に電話をしていた首相、今はそれどころじゃない?
“表敬訪問”の意味に疑問を持っているメダリストもいるはず。
今回、アスリートから次々と抗議の声が上がったことは希望だと感じます。

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2 コメント

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Unknown ()
2021-08-06 09:48:38
メダルを取ると、突然親戚が増えるというお笑いがありますが、日本の場合、選手はともかく、周囲の関係者と称する人たちが親の七光りならぬ選手の七光りではしゃぎ、さらに政治家などの登場と、およそアスリートにとって余計なことが多すぎますよね。
本当の意味でアスリートファーストになってほしいのですが、この国では無理なのかも知れません。
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桂さまへ (島岡美延)
2021-08-06 10:17:54
いつもありがとうございます。
今回の五輪では、今まで見せないようにしていたことが見えてしまったり、見ざるを得なくなったり、正直、つらいです。
誰のための五輪で、何を背負ってしまって選手たちは本番を迎えたのか・・・。
選手に対するSNSの中傷がひどくなるなど、色々な意味で、東京五輪はもうボロボロですね。
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