昨日、37度の気温を体験、島岡美延です。
お盆休みの渋滞も始まりましたが、台風10号の進路が気になります。
長崎の田上市長の平和宣言は「目を閉じて聴いて下さい」と、衝撃的な詩の朗読で始まりました。
「幾千の人の手足がふきとび 腸わたが流れ出て 人の体にうじ虫がわいた 息ある者は肉親をさがしもとめて 死がいを見つけ そして焼いた…」
さらに続く長い詩は、17歳の時に原爆で家族を失い、自らも大怪我を負った女性が“あの日から34年”という書き出しで綴ったもの。今から40年前です。
「くり返してはならない」という彼女の願いは、なんとか守られているけど、地球をいくつも吹き飛ばしてしまう核が存在しています。
京都アニメーションの事件では35人が炎の中で命を奪われ、大怪我をした人は、今、どんな苦しみの中にいるでしょう。
その何万倍もの命が、救いようのない状態で奪われ、弔われることも難しく…。
過酷すぎる時代を生きた人々と私たちの命に何も変わりはない。
今も世界で続く、どんな戦争にも勝者なんてない。
お盆休みの渋滞も始まりましたが、台風10号の進路が気になります。
長崎の田上市長の平和宣言は「目を閉じて聴いて下さい」と、衝撃的な詩の朗読で始まりました。
「幾千の人の手足がふきとび 腸わたが流れ出て 人の体にうじ虫がわいた 息ある者は肉親をさがしもとめて 死がいを見つけ そして焼いた…」
さらに続く長い詩は、17歳の時に原爆で家族を失い、自らも大怪我を負った女性が“あの日から34年”という書き出しで綴ったもの。今から40年前です。
「くり返してはならない」という彼女の願いは、なんとか守られているけど、地球をいくつも吹き飛ばしてしまう核が存在しています。
京都アニメーションの事件では35人が炎の中で命を奪われ、大怪我をした人は、今、どんな苦しみの中にいるでしょう。
その何万倍もの命が、救いようのない状態で奪われ、弔われることも難しく…。
過酷すぎる時代を生きた人々と私たちの命に何も変わりはない。
今も世界で続く、どんな戦争にも勝者なんてない。
話している内容ではなく、話し方にその人のお腹の中が透けて見えるからでしょうか。
核保有国と非保有国の橋渡しなんて言いながら、ひたすら頼る米国の大統領は就任直後に側近に「なぜ核兵器を使ってはいけないのだ」と質問したそうな。
このまま国民の意見は無視され続けるのかと思うと
悲しくなりますね。
政治家は言葉が命、と考えれば考えるほど、むなしくなります。
オバマ元大統領の広島での言葉の強さ、あの時、何かが前に進む、と期待したのに、それができない当事国。
戦後100年を迎える時、体験を語れる人はほぼ、いないでしょう。
どんな世界になっているのか…。