美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

一つしかない命を自覚する

2019年08月10日 07時11分14秒 | 日記、その他
昨日、37度の気温を体験、島岡美延です。
お盆休みの渋滞も始まりましたが、台風10号の進路が気になります。
長崎の田上市長の平和宣言は「目を閉じて聴いて下さい」と、衝撃的な詩の朗読で始まりました。
「幾千の人の手足がふきとび 腸わたが流れ出て 人の体にうじ虫がわいた 息ある者は肉親をさがしもとめて 死がいを見つけ そして焼いた…」
さらに続く長い詩は、17歳の時に原爆で家族を失い、自らも大怪我を負った女性が“あの日から34年”という書き出しで綴ったもの。今から40年前です。
「くり返してはならない」という彼女の願いは、なんとか守られているけど、地球をいくつも吹き飛ばしてしまう核が存在しています。
京都アニメーションの事件では35人が炎の中で命を奪われ、大怪我をした人は、今、どんな苦しみの中にいるでしょう。
その何万倍もの命が、救いようのない状態で奪われ、弔われることも難しく…。
過酷すぎる時代を生きた人々と私たちの命に何も変わりはない。
今も世界で続く、どんな戦争にも勝者なんてない。


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2 コメント

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Unknown ()
2019-08-10 11:12:57
広島といい長崎といい、両市長の言葉がすごくしみ入る今年ですね。その一方でどこかの首相の言葉のなんと軽薄なことと思うのは小生だけでしょうか。
話している内容ではなく、話し方にその人のお腹の中が透けて見えるからでしょうか。
核保有国と非保有国の橋渡しなんて言いながら、ひたすら頼る米国の大統領は就任直後に側近に「なぜ核兵器を使ってはいけないのだ」と質問したそうな。
このまま国民の意見は無視され続けるのかと思うと
悲しくなりますね。
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桂さまへ (島岡美延)
2019-08-11 08:34:33
いつもありがとうございます。
政治家は言葉が命、と考えれば考えるほど、むなしくなります。
オバマ元大統領の広島での言葉の強さ、あの時、何かが前に進む、と期待したのに、それができない当事国。
戦後100年を迎える時、体験を語れる人はほぼ、いないでしょう。
どんな世界になっているのか…。
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