アナログ特撮、88歳監督デビュー

昨日より1度低くても猛暑日予想、島岡美延です。高齢になるとそもそも暑さを感じにくいので、「暑くない？」と聞けば「大丈夫」というやりとりになってしまうそう。デジタル表示の温度計（湿度表示も）を部屋に置き、数字に従って行動を。

この方は88歳で初総監督として自身50年の構想をついに形に。映画『カミノフデ～怪獣たちのいる島～（26日公開）』をご紹介します。『ガメラ』『ゴジラ』『大魔神』『仮面ライダー』などの造形を手掛けた怪獣造形のレジェンド、村瀬継蔵監督が徹底的に着ぐるみやミニチュア模型にこだわった特撮映画。

特殊美術造形家・時宮健三（佐野史郎）が亡くなり、お別れの会が開かれる。そこで孫娘の朱莉（鈴木梨央）は謎めいた男（斎藤工）と出会い、特撮ファンだという同級生・卓也（楢原 嵩琉）とともに怪獣のいる不思議な島に迷い込む。これは祖父が作ろうとしていた映画『神の筆』の世界？

メインの怪獣は長い首がしなやかに動くヤマタノオロチ。もちろんCGは一切なし。