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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

浪曲の世界に飛び込んだのは

2023年06月27日 07時09分06秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

今日は変わりやすい天気、高い湿度に注意、島岡美延です。

国立劇場が建て替えのため、ここでの公演は最後という案内をある歌舞伎役者さんからもらいました。どんな伝統芸能が好きですか? 

落語や講談で女性演者が増え、この世界もまた。映画『絶唱浪曲ストーリー(7月1日公開)』をご紹介します。浪曲師の独特の唸り声、節回し、キレの良い啖呵。そんな世界に飛び込んだ女性に密着したドキュメンタリー。

伝説の芸豪・港家小柳に惚れ込み、弟子入りした港家小そめ。祖母と孫のよう、身の回りの世話などもする。体調を崩してしまった師匠の愛知県の自宅と浅草の木馬亭を行き来する日々。なんとか、晴れて名披露目興行を迎えた時、三味線の玉川祐子師匠は90代。木馬亭の舞台裏、客席に様々な人生の交錯あり。

港家小柳に密着し、8年の歳月をかけて本作を完成させた川上アチカ監督。ここまでカメラが入るか、という見事な関係性に驚きます。迫力満点の口演場面、当代のスター浪曲師たちも登場。


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2 コメント

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Unknown (行雲流水の如くに)
2023-06-27 08:32:27
お早うございます。
このところ浪曲にはまっていまして、ユーチューブで楽しんでいます。
浪曲はすっかりすたれたと思っていました。
既存のテレビ局が取り上げないからなんでしょうが、ユーチューブで気軽に見ることが出来れば再度復活するような気がします。

下手な漫才をダラダラ見るよりこちらの方が芸の深みがあると感じます。
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行雲流水の如くに 様へ (島岡美延)
2023-06-27 19:34:30
コメントありがとうございました。浪曲は「浅草木馬亭」という常打ち小屋があってこそ、細々とでも続いてきたのかもしれません。古典芸能にとって、「場」も大事、ということでしょう。浪曲は確実に人気を盛り返しつつあります。
いつもブログを拝見して、勝手に「師匠」と思いながら勉強させていただいています。皆さんのコメント、その返信もいつも素敵ですね。
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