美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

奴隷から英雄になった女性

2020年03月21日 07時24分33秒 | 姿勢&見た目
昨日は近くの公園へ、島岡美延です。
桜は一、二分咲き、シートで宴会する人々、テントを張る家族…。
見えない敵、“差別”もその一つ。
映画『ハリエット(27日公開)』をご紹介します。
世界が縮こまる中、彼女の強さをぜひ。
1849年、アメリカ、メリーランド州。
農場の奴隷ミンティは幼い頃から過酷な労働を強いられ、自由の身となって、家族と共に人間らしい生活を送ることを願っていた。
ある日、借金返済のため、農場主に南部へ売り飛ばされそうになり、脱走を決意したミンティは、奴隷制度が廃止されたペンシルベニア州を目指して、たった一人、旅立つ…。
アフリカ系アメリカ人として、史上初、米ドル新紙幣の肖像に採用された(トランプ政権下、まだ発行されず)奴隷解放運動家、ハリエット・タブマン。
そう、多くの奴隷はそれまでの名前を変えて新しい人生を手に入れました。
家族や仲間を逃がしただけでなく、奴隷制度撤廃に命を懸け、南北戦争では黒人兵士を率いて戦う英雄に。
主演のシンシア・エリヴォの演技、歌声ともに圧巻です。
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見えない“サリン”との戦いは

2020年03月20日 07時16分31秒 | 日記、その他
1995年3月20日、晴れた春のあの日から25年、島岡美延です。
何が起こっているのか、消防車、救急車があふれて…。
霞が関駅に乗り入れる複数の地下鉄で、時刻を合わせるように置かれたサリン。
オウム真理教教祖は、高学歴の信者たちにサリンを作り出すよう命じていました。
平成が終わることが見えて、2018年7月、元幹部13人に死刑執行。
この25年、サリン後遺症で苦しんいた女性が今月10日、56歳で亡くなりました。
あの朝、研修のために丸ノ内線に乗っていただけで、一変した人生。
本当に苦しかったでしょう。サリン中毒による14人目の犠牲者です。
“今、何が起きているか”が見えないことは、本当に恐ろしいです。
新型コロナウイルス感染拡大については、医療体制も含め、“次の次元”に入ってきているよう。
昨夜の専門家会議の説明は、やはり、もうしばらく自粛ということ?
そろそろ、美術館に出かけたいのだけれど、今日は近所の桜でも見に行こうかしら。
4月の入学式は、できるだけ予定通りに行われますように。

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不安しか生まない大臣の言葉

2020年03月19日 07時01分52秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
今夜には強めの雨の予報、島岡美延です。
一気に気温が上がり、桜の開花も進む中、本来なら春のセンバツやフィギュアスケート世界選手権に盛り上がっていたはずの今週…。
フィギュアスケートといえば、元アイスダンス日本代表のクリス・リードさんの急逝、本当にショックでした。
強い責任感で膝の手術を繰り返した20代、姉のキャシーさん、さらに村元哉中さんと組んで、3度の五輪出場を果たして30歳…、早すぎます。
冬季のアスリートたちも様々な不安を抱えているでしょうが、本来、東京五輪の代表内定が決まる時期に、次々と世界大会が中止になっているスポーツ界。
そんなタイミングで、「呪われたオリンピック」「40年ごとに問題が起きた」などと発言した財務大臣。
昨日は、森友学園への国有地売却に絡む公文書改ざんを強いられ、2年前の3月に自殺した近畿財務局の赤木俊夫さんの妻が、国と佐川元理財局長を相手に提訴しました。
コメントを求められ、他人事のような発言を繰り返す面々。
この裁判の行方、しっかりと見ていこうと思います。
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本当の父親は?と考えた少年は

2020年03月18日 07時33分03秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
日本サッカー協会田嶋会長も海外出張によって新型コロナウイルスに感染、島岡美延です。
フランスなど各国で約2週間の原則外出禁止などの措置が取られることになりました。
ハグ、キスの習慣が当たり前の欧米と、人との距離を取るお辞儀文化の日本。
握手もあまりしない日本人はマスク着用率も高いので、飛沫を飛ばさない、浴びない、ということにつながっている?
日本でも離婚は増え、様々な形の家族が増える時代。“誰が家族?“って考えてみませんか?
映画『カゾクデッサン(21日公開)』をご紹介します。
元ヤクザの剛太(水橋研二)は、今は恋人のバーで働いている。
その店に元妻の息子、制服姿の光貴が現れる。
「母が交通事故に遭って意識がない、声かけてみてほしい」と言われて病院へ。
十数年ぶりの再会、でも意識は戻らない。
剛太をよく思っていない光貴の父(大西信満)は、二度と会うなと怒る。
しかし、剛太に魅力を感じ始めていた光貴は「自分の本当の父親は…」と悩み始めて…。
“心の中の秘密”にまつわるそれぞれの葛藤の物語。
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換気しながら、ラジオの生放送

2020年03月17日 07時19分00秒 | 日記、その他
今朝は久しぶりの冷え込み、島岡美延です。
昨日は早い時刻に電車に乗ったので、いつもより“満員電車”。車内のマスク着用率は、ざっと9割以上ですね。
「このつり革は抗菌仕様です」と書いてあるのを見て、ウイルスはどのようになる?、と思ったり。
この1,2週間で、自分の行動も色々と変わっていることに気づきます。
症状がなければ予防にマスクは必要ない、と思っていましたが、電車に乗ったり、至近距離で人と話すような場所では、マスクを着用するようになりました。
先日から、ラジオ局でも「できるだけ換気」ということで、生放送のスタジオで曲をかけている間(スタジオのマイクはオフ状態)は、ドアを開ける決まりに。
エスカレーターの手すりはつかまっていたけど、最近は、肘あたりを乗せるか、つかまらないか。
家ではハンドソープの使用頻度が、やはり高くなっていて、ちょうど「ひと家族2本まで」の詰め替え用ボトルを見かけたので、2本、買ってしまいました。
こういう心理が、棚をカラにさせるのか。
皆さんの変化はいかがですか。
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三島由紀夫、東大全共闘と討論

2020年03月16日 06時42分02秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
大気の状態も世の中の雰囲気も不安定、島岡美延です。
この週明け16日から色々、元通りに、と思っていた2月末。
昨日の続きが今日で、その続きが明日…。
毎日の変化は見えにくくても、年月は大きな変化を生み出します。
50年という時間で起きたこの国の変化は?
まぎれもなく、日本の大学で起きていたことをカメラはとらえていました。
映画『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実(20日公開)』をご紹介します。
1969年5月13日、東大駒場900番教室で行われた討論会に唯一入っていたのがTBSのカメラで、先日、テレビ番組でも紹介された秘蔵映像。
東大全共闘からの誘いを受け、三島は一人で1000人の学生が待つ異様なテンションの中へ。
言葉と言葉で切り結ぶ、東大生と三島。
小説を読んではいても、思想や行動は謎…、と思っていた人物。
ただ、自決の1年前の映像から、その声の熱量、演説の魅力が伝わってくるのは確か。
登壇した全共闘、楯の会メンバー、さらに小説家の平野啓一郎や親交のあった瀬戸内寂聴らも登場。
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マスク転売禁止、罰則付き

2020年03月15日 07時33分30秒 | 姿勢&見た目
まさかの雪の中、東京では史上最速で桜が開花、島岡美延です。
ひっそりとした標本木の観察…、「今年の桜」を象徴するよう。
本来なら、卒業式や桜まつりの咲き具合をやきもきしつつ、様々なお花見イベントが計画される頃。
でも、“コロナ中止”は、4月にずれ込む気配です。
こんな3月の半ばをどれだけ想像したでしょう。
今月の姿勢テーマ『マスクはするべき人が正しく使う』を実践していますか?
2月から続くマスク不足を受け、必要ない状況では、“予防として使わない”という意図でした。
マスクの流通はまったく解消されず、ついに本日から、「マスク転売禁止」が罰則付きで行われることに。
仕入れた価格以上でマスクを売れば、1年以上の懲役または100万円以下の罰金、もしくはその両方が課せられます。
とにかく、医療、介護、保育の現場にマスクがいき渡るようにしてほしい。
一斉休校でギリギリの人員配置が続く職場の人たちが、“感染のリスク”に怯えながら、体力的、精神的に追いつめられている状況が、一刻も早く解消されますように。
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貧富の格差の正体、映画化

2020年03月14日 07時32分35秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
冷たい雨の中、高輪ゲートウェイ駅開業、島岡美延です。
今日14日は、JRのダイヤ改正で常磐線が全線開通など、本来は華やかな話題が多いはず(あ、ホワイトデーだし)。
アメリカは、この1ヶ月余りの日本を見て考えたのか、大統領が国家非常事態宣言。
そのトランプさんも登場?
映画『21世紀の資本(20日公開)』をご紹介します。
今世紀最大のベストセラー経済書(700ページ超!)が、なんと映画になったのです。
著者であるフランスの経済学者トマ・ピケティ自身が、監修・出演をこなし、本で実証した資本主義社会の諸問題を意外な映像で解説。
「世の中が成熟すると資本主義は平等になる」というクズネッツの定説をひっくり返した彼は、「現代は第一次世界大戦前の不平等な時代に戻ってしまっている」と警鐘を鳴らします。
本作には、たくさんの“格差”を扱った映画も登場。
『ウォール街』『プライドと偏見』『レ・ミゼラブル』『エリジウム』等々。
世界中の株価が見通しにくい今ですが、格差社会のカラクリ…、その答えを探す103分。
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11歳の僕と、ちょっと大人な少女

2020年03月13日 07時04分47秒 | 姿勢&見た目
NBAやブロードウェイも中断となるアメリカ、島岡美延です。
根拠なく強気すぎる大統領を見て、不安になっていた1,2週間ほど前。
日本もアメリカも、見えない敵への備えは…。
従業員を解雇したり、学生の内定を取り消す企業も。“安心の未来”をどう作るのか、世界の正念場へ。
せめて気分を変えたいと、買ってきたチューリップ。やはり、花はいいですね。
チューリップ=オランダ、のイメージですが、これはオランダ北部のテルスヘリング島の7日間の物語。
映画『恐竜が教えてくれたこと(20日公開)』をご紹介します。
アンナ・ウォルツの児童文学『ぼくとテスの秘密の七日間』の映画化。
家族とバカンスにやってきた11歳のサム。
「地球最後の恐竜は、自分が最後の恐竜だと知っていたのかな?」などと“すべての生物の死”について悩んでいる。
地元の12歳の少女テスは、快活で予測不能の言動で彼を振り回していく。
生き別れた“パパ”と会いたいテスの奇想天外な作戦に、サムも協力し…。
“13歳と14歳では成立しない”1週間です。
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2011年、2020年・・・マスクは

2020年03月12日 07時09分38秒 | 姿勢&見た目
春のセンバツ、フィギュアスケート世界選手権が中止に、島岡美延です。
WHOも“パンデミックの状態”との見解へ。
昨日、ロッテの佐々木朗希投手が、自らの想いを語りました。
9歳の少年は、父と祖父母、自宅を津波で失い、避難生活を経て、9年後にプロ野球選手になりました。
この9年、どれほどの困難を人々は乗り越えてきたのだろうと考え続けました。
中でも、原発で故郷を奪われた人々の苦しみは、時間が立つほど大きくなるのかもしれません。
当時、目に見えない“放射性物質”の濃度に人々は怯えました。
東日本で子育ては出来ない、と西日本などへ移住を決めた人たちも。
自分の子どもにマスクをさせる、給食を拒んで弁当を持たせる…、それらを“過剰反応”と周囲から孤立させる動きもありました。
昨年末、流通王手が“接客業の従業員がマスクをするのは禁止”との方針を打ち出して論争に。
わずか1,2か月後、世の中からマスクが消え、がらんとした売り場には、マスクをつけた店員だけが…、そんな春になるとは、想像も出来ませんでした。
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