吹雪の留萌港。
いつもは職場の屋上から沖を往く船をズームしまくりで撮るだけなのに、ここにいると手に取るような近さだから。ああ、岩壁ギリギリまで近付いて見上げてみたい。
古い倉庫群も魅力的。
道の駅予定地からは300、いや500メートルも離れているでしょうか。これもまた貴重な資源。あ、まだ現役でしたか。
そしてその奥には巡視船が停泊しています。“ちとせ”って名前だと思ったなぁ。子どもの頃からこのシュッとした船体がお気に入りです。でもこのサイズか大きいのか小さいのか、比較するものも無いからわからんのです。
ここは昔、石炭の積込み場所でした。貨車が入って来て積んで来た石炭をガーッと流し落とすの。結構な高さの引き込み線が作られていたんです。それもまた歴史の遺産…、だったのにね。
画になるものは次々と壊しちゃうからなぁ。
もう随分と前の話。そりゃそうです、石炭を掘っていた時代だもの。
でもその頃が1番だったんだろうね。マチにも活気がありました。そしてお金もあったんだろうか。だから壊しちゃう。
今は…、どうなんだろう。全ては自分たちの手の中にあるの。誰かがやるのではありません。やらなきゃと思う自分がやるの。
人も減り、個々の活躍するチャンスは増大しています。
もっと考えを磨きなさい。議論を戦わせて何かを生み出しなさい。そこまでやり切るの。自ずと答えは出て来るものです。
出なけりゃもっと話すだけ。
だってみんなのマチだから。
恐れずに進みます。