自分事とは当事者意識を持って真剣に考えろってこと。
時々耳にするジブンゴトという言葉。
ちょっと長くなりますけど、自分でも覚えておきたいことだから。
それが寿都の文献調査応募書を受け取った原子力発電環境整備機構の理事長が述べた感想の中にあったのだと。
自分も使ったであろう原発の電力。
それを考えたら人ごとじゃ無いでしょ。そんなセリフを吐く人こそ人ごとだったんだと思うけどなぁ。
どうせ自分では背負えきれるものでも無し。どこかに受けてもらわにゃならん厄介なもの。
だからお金なんです。
何かコトが起これば、蜂の巣を突くようにマスコミが騒ぎ立てる。
朝から晩まで、同じ映像を何度も登場させて。
テレビはワイドショー化しているんだから無理もありません。
何かが起こるのを待っているんだもの。
そして評論家と称する方々のご意見を頂戴いたします。
そもそも報道は何を伝えたのですか。
原発は縮小の方向に進めるのですか。逆に推進したいのですか。
まだ2択のどちらでもいいのですか。
核のごみ処分計画が、破綻した核燃料サイクル政策を前提としている点が疑問であると述べられています。
処分の対象は、原発の使用済み核燃料を再処理してプルトニウムなどを取り出す際に生じる廃液で、これをガラス固化体にするもの。
各地の原発で溜められている使用済み燃料は約1万9千トンで、それを再処理すればガラス固化体2万6千本だとも。
トラブル続きの再処理工場がまともに操業出来るかどうかも疑わしい…。
国内で保管されているガラス固化体2500本の大部分は海外で加工されたもの。
現時点では国内で固化体を作る能力も不安。核燃料を循環させるシステムそのものは、綻びだらけと言うか、ほとんど無いに等しいのだとか。
核燃料サイクルの出発点から繰り返されてきた「いずれ何とかなります」という無責任なウソをつくのはもうやめてもらいたい。
知っているようで知らなかったこと。
いいかどうかを判断するのにも情報は必要です。
そのために勉強をするのならそれも良し。
でもね、お金をもらっちゃその先が怖いのですよ。お金はずっと欲しいものだから。
日本は地震国。
なのに10万年も地下へ埋める。
比較的安定しているところなら大丈夫だって理由で。
地殻変動がどうやって起こるのか、そんなことがわかるのなら世の中の災害は全て消し去ることが出来るのかも知れません。事故が起きた時にコントロール出来ないことは誰もがわかったこと。
核のゴミは地層処分じゃ無きゃダメなのですか。
ホントの安全策が出来るまで、各原発の営業敷地内で責任をもって保管する。コストってセリフは時に使い分けられて来ました。
原子力が一番安いんだと。
果たしてそうだったのでしょうか、今もそうなのでしょうか。
「自分事」とは辞書に見当たらない。
妙な新語を振り回すのは控えた方がよろしい…。
そう締め括られているのですが、さてその新語の意味とはいかに。使っている人に直接聞くしか無さそうです。