アミュプラザみやざき前のアミュひろばにて、先週の20日から3日間にわたり開催された「みやざきワイン博覧会」。宮崎県内のワイナリーが一堂に会し、美味しい食べものとともにワインをたっぷり味わえるという、呑み助にはまことに嬉しいイベントであります。最終日であるきょうのお昼、わたくしめも行ってまいりました。
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美しいルビー色と、スッキリとした辛口の味わいがまことにみずみずしく、まさに秋を感じる至福の一杯。ソーセージをおともにしつつ、じっくりと堪能いたしました。
ほのかな甘みがなんともフルーティで、飲み飽きることなく何杯でも飲めそうな逸品。これまた、至福のひとときを与えてくれました。
有機栽培された日向夏を使い、無濾過で仕上げたという日向夏ワインは、酸味の中にほろ苦さを感じる、日向夏の果実そのままの爽快なみずみずしさが詰まっていて、なかなかいけました。
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宮崎の美味しいものをフィーチャーするイベントを、積極的に開催しておられるアミュプラザみやざき。8月には、宮崎県下のクラフトビールと美味しいものを満喫する「みやざきクラフトビール博覧会」という、これまた呑み助垂涎のイベントも開催しておりました。・・・もちろんわたくし、そちらのほうにも馳せ参じました。
(下の画像2枚はその「クラフトビール博覧会」のときのものでございます)
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「みやざきワイン博覧会」に集まったワイナリーは6ヶ所。そのうち最低でも4ヶ所は味わいたいという目標のもと、午前11時のオープンとともに会場に入りました。
会場内には、参加した6ワイナリーのブースが並び、グラス売りはもちろんボトルでの販売も行っておりました。そして、さまざまな食べものを販売するブースやキッチンカーも。
まずはなにか食べものを・・・ということで、「炭焼串酒場 ばんさん」というお店のブースであらびきソーセージを購入。お店の若いおねえさんたちがなかなか楽しい人たちで、わたしのカオを見ながら「めっちゃ嬉しそうですね〜」などとおっしゃいます。よほど、期待感に満ちあふれた表情になっていたのでありましょう(苦笑)。宮崎市の繁華街にある、わたしがよく通う大衆酒場のすぐそばにあるお店とのことで、一度寄ってみたい気になりましたねえ。
そして1杯目のワインを。まずは、宮崎ワインの代表格といえる「都農ワイン」のブースに立ち寄り、「今年の新酒ですよ」と教えていただいた「マスカットベーリーA」を選びました。
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美しいルビー色と、スッキリとした辛口の味わいがまことにみずみずしく、まさに秋を感じる至福の一杯。ソーセージをおともにしつつ、じっくりと堪能いたしました。
お次は、宮崎県北の「五ヶ瀬ワイナリー」から「ナイアガラ」を。
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ほのかな甘みがなんともフルーティで、飲み飽きることなく何杯でも飲めそうな逸品。これまた、至福のひとときを与えてくれました。
よーし、これはまだまだいけそうだぞ、ということで3杯目を。綾町の大手酒造メーカー・雲海酒造の「雲海ワイン」から「デラウェア」をチョイス。
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甘味と酸味のバランスがいい「デラウェア」は、雲海ワインの中でもお気に入りの銘柄。明るい金色がまた、いい感じなんですよねえ。
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甘味と酸味のバランスがいい「デラウェア」は、雲海ワインの中でもお気に入りの銘柄。明るい金色がまた、いい感じなんですよねえ。
ここいらで2つめのおつまみとして、こちらも宮崎市の繁華街にあるバル「Coco Bowls」のブースで、赤身肉のローストビーフ・赤ワインソースを買ってまいりました。
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脂っこさがなくて食べやすく、それでいて噛めば旨味がじわじわと口いっぱいに広がってきて、ワインのおともにピッタリであります。
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脂っこさがなくて食べやすく、それでいて噛めば旨味がじわじわと口いっぱいに広がってきて、ワインのおともにピッタリであります。
気を良くしつつ4杯目を。雲海ワインと同じく、綾町にある「香月ワインズ」のブースに立ち寄ると、そこにはなんとブドウならぬ日向夏を使ったワインが。これは面白いということで、飲んでみました。
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有機栽培された日向夏を使い、無濾過で仕上げたという日向夏ワインは、酸味の中にほろ苦さを感じる、日向夏の果実そのままの爽快なみずみずしさが詰まっていて、なかなかいけました。
綾町にはこういうワイナリーもあったんですねえ、とブースにいた方に話しかけると、「小規模生産でやってるもんで、あまり知られてなくて・・・」とおっしゃいました。大手だけでなく、「香月ワインズ」のような小規模ワイナリーの存在を知ることができるのも、こういうイベントのありがたいところであります。
4杯飲んでだいぶいい気分になってまいりましたが、まだ飲めそうだったので5杯目に移行することに。宮崎県西部の都城市にある「都城ワイナリー」から、「クマソタケル」という名の赤ワインをチョイスいたしました。
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神話の舞台である霧島に近い土地柄ということで、神話に登場する神々からネーミングされている「都城ワイナリー」のワイン。この「クマソタケル」は、ブドウの美味しさが濃厚に感じられるどっしりとした飲み口。まさに、神々の恵みを実感できる一杯でありました。
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神話の舞台である霧島に近い土地柄ということで、神話に登場する神々からネーミングされている「都城ワイナリー」のワイン。この「クマソタケル」は、ブドウの美味しさが濃厚に感じられるどっしりとした飲み口。まさに、神々の恵みを実感できる一杯でありました。
えーい、こうなったら全ワイナリーを飲み干そう!ということで、残り一つのワイナリーである「小林生駒高原葡萄酒工房」の「シャルドネ」を、締めの一杯としていただきました。やはり県の西部にあるこちらも、今回初めて知ったワイナリーであります。
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キリッとした辛口でありながら、ほのかな酸味とともにフルーティさも感じられるシャルドネは、締めの一杯にピッタリでありました。
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キリッとした辛口でありながら、ほのかな酸味とともにフルーティさも感じられるシャルドネは、締めの一杯にピッタリでありました。
・・・ということで、参加6ワイナリーのすべてを制覇いたしました!これも、出かける前に飲んでおいた「液キャベ」のおかげかもしれませぬ(笑)。
最終日の「ワイン博覧会」の会場はけっこう賑わっておりました。周りのほとんどが、カップルや友人同士のグループという中で、悠々と真っ昼間の「ぼっち飲み」を楽しんだわたくしでありました。
帰宅する前になにか食べていこう、ということで、駅の構内にある「豊吉うどん」に立ち寄り、たぬきうどんを食しました。いりこだしの旨味が効いた、昔ながらの宮崎うどんが、ほろ酔い気分のお腹を心地よく満たしてくれました。
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美味しいワインと食べもので、深まりゆく秋をたっぷりと満喫することができた、休日のお昼でありました・・・。