ロープワーク講座(報告)
霧島山岳会 ロープワーク講座を国立大隅青少年自然の家(鹿児島県鹿屋市)で実施しました。
ロープワークは、山での危険箇所での安全確保(自己及び周りの登山者に対しても)、または岩場等の危険箇所を安全に突破するため、たまには、ケガをしてしまった人をスリングやロープを用いて救助すること等、自分や仲間を守るための基礎的な山の技術です。
午前中、考え方や実際の山での使用について動画や写真を用いて解説を行い、その後、ロープを「結ぶ」、「繋ぐ」など、日常でも役に立つ使い方をやった後に、午後から実習を行いました。
握ると動くが、体重がかかると止まる結び方や、懸垂下降、後続の登山者をフォローする方法など、実際山でよく用いるロープワークを中心に。
あとは、継続して身体に覚えこむように練習し、実際の山に行ったときにどのような場面で、どのようなロープワークを使うと安全に行けるのか、または助けられるのか、判断できるよう技術と判断力を鍛えていきましょう。