NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

プレアデス星団(すばる)

2013年03月14日 | インポート
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プレアデス星団(M45 和名:すばる)
肉眼で見ると、ぼんやりと星の固まりが見えます。望遠鏡で見ると拡大しすぎて一部しか見えません。双眼鏡(7×50)で見るとちょうどいいぐらい。自分は視力がいい(1.5~2.0)ほうですが、暗い夜空では5つの星の集まりのように見えます。

清少納言の「枕草子」にも「すばる」として出てくるようです。

写真に撮ってみると、さらにまだいくつも星があります。また、ガス雲を青白く照らしているのがわかります。

青白い星は、核融合反応が激しく、エネルギーを早く消耗するために、寿命が短いとされています。

まだ1億歳ぐらいとされていますので、46億歳の太陽と比べるとずいぶん若い星ですね。ちなみに太陽は寿命の約半分が経過したと言われています。それから先も人間は宇宙に移住して生き続ける? どうなるんでしょうね~? 

FUJIFILM FinePix S5 Pro + Nikon Ai Nikkor ED 180mm f2.8S



かに星雲

2013年03月09日 | インポート
M1
M1(かに星雲)
この写真のどこかにか、星ではない変な形をした天体がありますがわかります??

画面中央やや右上に茶色っぽい形がいびつな天体があります。

「かに星雲」と呼ばれる星雲で、超新星残骸とされています。星の死骸ですね。

平安時代に突然現れた明るい星が記録されていますが、このかに星雲が生成されたときの超新星爆発の様子を観察していたことになります。ただ、7000光年あるので、平安時代(1000年代)のさらに7000年前に起きた現象です。星を眺めているということは過去を眺めているということですね。とても不思議な感じがします。逆から見ると、昔の地球の姿・歴史の真実がリアルタイムに見られるという。。。

残骸のガスは、中心にあるパルサー(中性子星)で照らされていますが、パルサーは、回転しながら同じ方向に電波を発しているので電波を受信すると一定のパルス状になります。よって人工的な感じがして、宇宙人が発しているなんて思われていたようです。宇宙の灯台ですね。

Sm1b
FUJIFILM FinePix S5 Pro + Nikon Ai Nikkor ED 180mm f2.8S



オリオン大星雲

2013年03月06日 | インポート
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オリオン大星雲(M42)
オリオン座の3つ星の下、小3つ星の中にあります。肉眼でも淡い星雲が白っぽく見えています。望遠鏡で見ると中心部分も見られます。4重星トラペジウムがガス雲に包まれた感じで見られます。でも肉眼ではこの赤い色は見ることができないので、写真観察で。

もう西に傾き、旬が終わるので仕事帰りに見てきました。

別の天体が右下で動いていますね。小惑星だと思われます。

週末は、パンスターズ彗星が接近して見ごろになります。今年は彗星の年になりそうです。

FUJIFILM FinePix S5 Pro + Nikon Ai Nikkor ED 180mm f2.8S 高隈山




工作その2(真空管アンプ)

2013年03月04日 | インポート
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出力管は6520と決めていましたが、初段管を何にするか。
真空管アンプは、CDプレーヤー等からの微細な音楽の信号を増幅して、電力増幅をする真空管(出力管)に受け渡すための真空管(初段管)と、電力増幅をして、スピーカーを駆動させる出力管の2種類の真空管で構成されています。

先に出力管を決めたので、初段管は何にするか。出力管の6520は鈍感な真空管。よって、初段管はできるだけ増幅率が大きい方がよく、手持ちの真空管から選ぶと、12AX7や6AU6が適当。でもいずれも今まで使ったことがあるので、、、EC86(6CM4)という選択があるのですが、これは別の設計で使ってる、、、と考えてると使うものがありません。しかもこの3つは、MT管という最も小さい部類の真空管なので、大きい6520とはデザイン的に合わず。てことで、増幅率はしのんで、デザインが合うようにやや大きい真空管とします。結果、写真の6J5GT。増幅率が小さいですが、内部抵抗が低いので、高域特性がよいはずです。

最初は、久しぶりの電子工作の遊びに考えていましたが、ちゃんと作る方針に変えました。中低域が豊かでスケール感のある音楽を聴きたいですから。パイプオルガンの重厚な音やパーカッションの打撃の瞬間の立ち上がりなど、オーディオではとても難しいところをリアルに聴きたいですね。幸い自作のスピーカーは、低域の重厚さはいまいちですが、音の立ち上がりはとてもいいバックロードホーン。バスドラムのリアルさは、気持ちがいいです。すでに12年使っていますが、これを一生更新するつもりはないというほど、出来がいいと自画自賛しています。

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6J5GT 1950年代に製造されたものと思われます。「マツダ」は東芝のブランド名。





工作その1(ポータブル赤道儀)

2013年03月03日 | インポート
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以前、星の撮影機材云々の話を書きましたが、星の写真を撮る一番のネックは機材が多くて重たいこと。今の世の中、いかに田舎と言えども、星の写真を撮る環境としてはあまりよろしくありません。街から遠い山へ行かないと行けないのですが、機材が重いととても持っていく気になれず。。。

てことで、ポータブル赤道儀を作ってみようと。重量は1.5キロ以内。広角レンズを使って、3分程度露出できる精度があれば十分でしょう。

写真はベルボン・プレシジョンレベラー。先月発売された新製品で作った赤道儀を載せるのにうってつけ。赤道儀を作ったはいいが、水平と極軸を正確に、簡単に合わせられる架台が市販品であるのかがずっとネックになっていました。そしたら、新製品でいいのがあるではないか! 

普通の3軸のカメラ雲台や自由雲台では合わせづらいだろうと想像していました。難しく技術が必要です。天体写真を撮影する前の作業が非常に面倒で時間がかかってしまいます。

早速これを買ってみると(まだ赤道儀作ってないのに。)、これならすばやく、正確に極軸が合わせられます。



灰がすごい

2013年03月03日 | インポート
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鹿屋は毎日灰だらけ。先日、強い雨が降り、きれいに洗い流されたと思ったら、その直後にドカ灰。車には灰がこびりついています。掃除しないととてもあまりにも恥ずかしくて灰が降っていない地域には行けません。

Nikon New FM2/T + Ai Zoom-Nikkor 28-50mm f3.5 (TMX)



鬼岳へ中判カメラを持っていく

2013年03月02日 | インポート
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鬼岳・サブマリンカンテ。

サブマリンカンテ5ピッチ。

クライミングに中判カメラを持って行きました。
とにかく荷物を軽くしたいクライミングですが、晴れた日のサブマリンカンテ、鬼岳からの景色を写したいため。

といっても、小型・軽量な富士フイルム GS645S(645サイズ) レンジファインダー型でレンズは一体型。重さもレンズ込みで800g弱と一眼レフよりも軽量なんです。

パソコンの画面では中判リバーサルフィルムの鮮やかさ、立体感があまり実感できないのが残念ですが、リバーサルフィルムの原版をルーペで見ると、あたかもその場にいるような錯覚になります。まぶしさの感覚もリアルに伝わります。


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FUJIFILM GS645S + (EBC FUJINON W 60mm f4) (RVP F)




鬼岳サブマリンカンテ

2013年03月01日 | インポート
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サブマリンカンテ4ピッチ。高度感が出てくるところ。モノクロなのでわかりにくいですが、とてもいい天気なので、緑も、空の青もとても鮮やかです。女子2人は元気です。

Olympus Infinity Stylus Zoom 35-70mm DLX (Tri-X)