たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(晩秋の日高山脈11/8)

アジト 冬への環境整備

2011年10月11日 | 日記

 なんかこの頃出かけることばかりで、おじさんが日記代わりにしているブログも渋滞状態。

昨日、久しぶりに(十勝東部海岸にある)アジトに行ってきました。天気は午後3時までは雨はない予報。

しばらく周りの環境整備もしていなかったので、今年最後のアジト周辺の草刈りをメインに行ってきました。今回やっておけば、冷涼なこの地域ですから、来年までは大丈夫。草刈り機を購入し15年目、なかなか手ぎわよく作業ができるようになりました。おじさん心です。

                            

草刈り作業が終わって、菜園に行きました。先に奥さんが仕事をしていたので、カボチャやヤーコンの1株、ヒョロヒョロ大根1回分などの運搬作業や枯れた枝などを投げました。残っているのは、大根とヤーコンです。

                            

そう、もう一つありました。池田DNAのブドウです。鹿やらコガネムシなどにたっぷり攻撃されたり、冷涼気候の中、細々と実をつけていました。今年もこの調子ならば、ジャムぐらいで終わりそうです。

                            

作業の全てが終わり、アジト裏を視察。アジト裏にあるシイタケのホダ木に今年2回目のシイタケがなっていました。まだ小さかったですが、この後の寒さを考え収穫してきました。夕食の食卓1回分となりました。採りたてのバター炒め、塩コショー味はグーでした。

周りを見ていると、ここの木々の中では1番太い木の下に木屑が散らばっています。上を見ると見事な穴です。アカゲラの巣になるに違いありません!間違ってもクマゲラではないと思いますが....。

                            

この木は、1mくらいのところでグニャッとまがって伸びている個性的な木なもんですから、曲がったところが程良い台状になっています。その台の上に上って穴の入口から写してみました。

                            

できたてほやほやのようです。こんだけがんばって作った巣穴ですから、アカゲラさん、是非ひなを育ててください!

西の空に雲が湧きだし始めたので、アジトを後にして帰ることにしました。

出て間もなく、奥さんが「お父さん..」というものですから、おじさん、すぐ勝手に判断し「遺跡展望台!」といってしまいました。おくさん、そのことを言いたかったようです。以心伝心、さすがア、ウンの呼吸です。

そうです、2人とも遺跡展望台にあったサルナシ(コクワ)の実のことが気になっていたのです。車を止めて早速高台まで上ってみました。

ツルの合間から、実が見えてきました。

                            

よぉく見るとあっちこっちに実がなっています。こうなったら、コクワ採りです。昔、子供の頃を懐かしく思い、ツルの茂っているところを台にして、ツルを引っ張ったリして、実を採りました。家に帰ってコクワ酒にしようと集めた今日の収穫はこれ!

                            

コクワ酒には十分な量です。

早速、きれいにより分け水で汚れを落とし、表面を乾かしてから焼酎と氷砂糖につけました。

                            

この日のアジト行きは、思わぬおまけつきで終わりました。

                            

 


2011 センチュリーランン 紋別 その2続

2011年10月11日 | 自転車

【10月9日(日)】

イベント出場、あっという間の時間のためにかけた2日間の後半、イベント終了後も帰りの道々があります。

このイベントの日は、紋別市内で開催される「紋別グルメまつり」の日と重なっています。例年、ここに寄っています。

今回もお昼前に会場へ向かいました。会場は、海産物や農家の収穫物を中心に多くのテントが張られています。買って帰ると鮮度が落ちるので買い物はしません。お昼は手打ちそばやホタテの入ったかまぼこで腹ごしらえをして、まつりの出店ウォッチング。車の中でのおやつに出店でつくっていた焼きちくわを買いました。

                        

ここのイベント会場は、物産店、スーパー、温泉が一体となった施設の広場です。なかなか人集めに工夫した施設です。まつりと昼食を終えて、ここの中にある温泉につかり、汗と疲れた体を癒して紋別を後にしました。

ここでも結構な時間を過ごしたので、帰り路は車中だけの景観を楽しむ予定でいましたが、遠軽の町に入って気になるのが、太陽の丘のコスモス園です。寄ってみることにしました。

案の定、この前の寒さですっかり枯れていました。コスモスの時期としては遅い方ですが、これまではそこそこ観賞できていまいたが、今年は全く駄目。こんな状態でした。茶色に見えるのがコスモスの変わり果てた姿です。

                        

コスモスはあきらめて、周りを見渡していたらすぐ近くに、おじさんを待っていたかのようにきれいに紅葉したカエデがあったので、車でそばまで行きました。

そこには、スカイラインがとまっていて、車の持ち主と思われる人が、車が入るようにして路面にはいつくばって、紅葉したカエデを撮っていました。きっとこのスカイラインがお気に入りの人に違いないと思い、「いい車ですね」と声をかけました。

45歳のその方、堰を切るようにスカイラインがいかに自分の愛車か、話す、話す。

15年も前に購入したとはいえ、さすが愛車、ピカピカに手入れをしています。まだ5万kmとのことですから、特別のときだけ走っていることが分かります。お願いして車体に映るカエデを写させてもらいました。

                        

で、そのカエデは下の1枚。おじさんの今回の道々での一番きれいと思う紅葉具合です。

                        

もう辺りは、西日が大きく傾いてきています。遠軽を15:50に出発、後は本当に道々だけの景観ウォッチング。

留辺蘂を越えたところで日没。進む前には富士山とよく似た山が正面に見えてきます。北見富士(1291m)です。こんなに美しい山だったんだ!

                        

辺りはもうライトが必要です。この後は、進むも道々のほとんどが周りは森林や林の中です。

こういうところで最も注意することは、夜行性動物との衝突です。今年は熊もいっぱい出没していたり、鹿なんかは、いて当たり前と思っています。

足寄町界に入る手前で、やっぱり会いました。道路中央を2頭のシカが悠然と前を横断していました。車の停車ランプを点滅させ、車を止め、鹿が渡るのを待ちました。待ち時間の間にデジカメを取り出し、ノーフラッシュで渡り切る1頭を写すことができました。

                        

北海道旅行をする人は、特に夜間の通行には、夜行性動物に出会うことを念頭に置いたドライブをしてください。広くて飛ばしやすい道路だと思っていると、大事故に遭う可能性もあるってことを.....。

今回も自転車イベントの旅、それなりに満喫しました。