おじさんは、人と人との出会いは本当に貴重であり、縁だなあと、いつも思っています。
どんな出会いもそうですが、高校の時に出会った仲間たちは、おじさんにとっては特別なものの一つです。(特別がいっぱいあるってことはダメかなぁ)
ドロップアウトし、高校を辞めようと思ったときに、地方にあった高校に転校し9ヶ月間過ごした仲間たちの同期会がありました。卒業の時は2クラス72名でした。(生徒減少により、平成21年度をもって閉校になってしまいました)
ここでの9ヶ月間は、おじさんの人生にとって、人と人とが繋がり合うことがいかに大切であることかを体験的に学習できたことです。それまでの自分とあまりにもギャップが大きかったものですから、人生も少し回り道をしていくことになりましたが.....。両親にはいっぱい迷惑をかけましたが、後悔はありません。懐かしく思い出されることばかりです。
そんな仲間も退職6年目(65歳・66歳)を迎え、2年ごとの同期会が十勝川温泉で開催されました。
今回は、お世話になった先生3名を加え、東京、横浜、札幌などからの参加もあり、24名が同期の絆を深めました。だんだん年齢を重ねていくこともあってか、参加数が少なかったことは寂しかったです。
この年齢になると、当時を懐かしく思い出すことはもとより、現在の自分たちについても胸襟を開きあえるようです。公開は控えますが、ああだこうだと語り合い、午前1時すぎまで過ごしていました。決まったことは一つ、2年後は東京で行おうということです!
実はおじさん、デジカメをもっていったのですが、バッテリー切れで1枚も思い出映像は残せませんでした!こういうところが、たそがれている所以です!
いつもなら、朝食が終わったら解散だったのですが、午後の飛行機で東京に帰るS君を送りがてら、時間の取れる人たちで、中札内にある六花の森や六花亭中札内美術村などをまわろうということになりました。ちなみにこのS君、10月2日、9日のBS-Japan「小谷真生子のKANDAN」という番組にゲスト出演した、企業のトップです。会社を束ねる(社員を束ねる)ビジョンや人格を備えているばかりでなく、その表情は高校生の時と変わらぬ人間臭さを感じさせていました。高校生だった、おじさんにとっては特別で刺激的なことも思い出しながら.....。
おじさんも有志との散策会に参加したかったのですが、昨晩からデジカメのことが気になってしょうがないので、幹事長のF君には「家でちょっと仕事があるので、途中から参加する」旨を伝え自宅に戻り、デジカメバッテリーの充電をしました。正直でないおじさんがいました。すみません。
六花の森の駐車場から合流し、六花亭中札内美術村へと向かいました。
雨模様の美術館村の林もなかなか趣があります。モミジの葉なんかも1枚の葉の中でも色合いに違いがあって、差別化を強調しています。
もう紅葉を終えた林の中を会話を楽しみながら、レストラン「ポロシリ」へと向かいました。
それぞれの嗜好でランチをいただきながら交流です。
限られた時間の中で、話題は尽きません。
レストランを出たところで、オプションツアーの仲間を撮らせてもらいました。まだいた仲間もいましたが、どこかでブラブラしていたようです。
食事が終わって、飛行場に向かうS君とはここでお別れ、とり囲むようにして、しばらくの別れを惜しみました。この雰囲気、おじさんが転校して得ることができたことと共通します。左端は札幌幹事長N君、幹事長の雰囲気出ています!
S君を見送った後は、売店のある「柏林」へ移動です。ここの施設はガラスも大きく、前の景色がキャンパスの中に描かれた絵画のような感じがします。
この風景にアクセントをくわえてくれた3人、東京から来てくれ、2年後の同期会のお世話役をしてくれそうなYさん、幹事長のF君、甚大な震災被害を受けた宮城県名取市からキャンピングカーで駆けつけてくれたS君(左から)。
売店でも会話がはずみます。買い物をしているのか、会話を楽しむために借りた施設なのかは、それぞれ.....。
売店から見えた林の中で気になっていた、ツタ。存在感を感じたので、ズームアップの1枚。
札幌へ向かう人たち、帯広駅へ向かう人たちを見送って、おじさんにとっての同期会はフィナーレを迎えました。
さわやかな気分を味わいながら、自宅へと車を進めました。
これも特別!
自宅に着いて駐車場の前には、ブドウが目に入ってきます。近寄ってみますと、地面にも粒が落ちていたので、全部収穫。
さらにブドウの下にある、ナメコのホダ木を見たら、今日の雨で一気に頭を突き出したナメコを見つけたので、1回分を収穫。
特別な2日間が、心地よい疲れとともに終えようとしています。