たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(晩秋の日高山脈11/8)

TBP 200KM

2011年10月18日 | 自転車

 色々と仕事がたて込んでしまい少し前のことになりますが、10月16日(日)TBP例会の南富良野をまわる200kmに行ってきました。

おじさんの日記代わりに活用しているブログなもんで、これを落としてはということで、記録します。

【10月16日(日)】

天気予報はそこたら中で雨マーク。午後に入れば回復基調という状態です。集合場所の芽室公園には、遅刻して到着。相変わらず仲間の足を引っ張っています。

今日の例会のためにnobuさんが作成した、記念ポストカード。

                        

コースでのポイントや予定時刻などを作成してくださった、umakatuさん。

                        

こんなに準備してくれた2人には、感謝、感謝。でも、集合場所の芽室公園も雨は降っていませんが、濃い霧状態。写真もレンズが濡れています。

                        

これだけお膳立てができているんだから、雨は覚悟で、雨に会うところまで行ってみようということで、7:00出発。

隊列を組んでのライディングは爽快です!

熊牛を通る裏道を、最初のPCの新得まで行きました。新得でも濃い霧状態は相変わらずですが、雨はまだ落ちてきません。。

                        

新得から狩勝峠までも上り基調。峠前のゲートからが本格的上りです。勾配自体はそんなにきつくはありませんが、峠の頂上までは、ほぼ10kmあります。

おじさんは坂が苦手ですが、おじさんの上を行く人もいたので、下に下って状況視察をしてくる人をバイクを止めて待っていました。改めて周りの風景を見ますと、雲も少し薄くなったようです。狩勝の紅葉も見えるようになってきました。

                        

ここを出発して覆道に入ると、間もなく頂上。仲間がいると知らないうちに着いてしまうような感覚です。峠でトイレタイムを取り、一気に落合まで下って行きました。落合市街手前で左折し、トマムの駅を目指しました。

左折して間もなくは雲も切れてきました。でも、前には不気味な雲が見えてきます。今日のTBP200kmブルべは9名の参加です。一人はサポートカーを出してくださり、すごく重宝させて頂きました。下の1枚は、おじさん以外のバイク・オールスタッフです。                       

                        

幸運にも、周りの風景をなんとか見えるような薄日も差したりして、気持ちよくペダルを踏んでいました。紅葉の輝きにお日様がどれだけ貢献しているかがよくわかりました。日差しよ、もっと強くなれ!

                        

と思ったのもわずか、この後は写真なんかは撮れる状態ではありませんでした。

まもなくポツリポツリと来たかと思うと、少し強めの雨になってきました。バイクを止め、サポートカーに預けていた防寒やカッパなどを出して身にまといました。

雨はだんだん強くなります。落ちる雨が道路ではじけるような降りになってきました。こんな状態でも雨をしのぐ場所もないので、前へ前へと進むのみ。やっと、高速道路の高架下に着いたので、ここで雨が落ち着くまで雨宿りとしました。

雨は止むような状態ではないので、少し小ぶりになった頃合いを見計らって出発しました。

ところが出発した途端に大粒の雨。トマム市街を右折する頃にはほっぺたに突き刺さるような雨となり、雨粒が痛いと感じたこと、久しからずや!

ほうほうのていでトマム駅に着きました。

仲間の一人は、午後からの取材があるということで、トマム駅から列車で帯広に戻ります。輪行袋に自転車を納めここでお別れしました。

トマム駅で仲間を見送ったり雨宿りをしがら、空の雲の動きを見ていました。雨は落ち着いてきましたが、南西の方からまっ真黒い雲がぐんぐん迫ってきます。

                        

おじさんたちが目指す方向は、占冠を経て金山湖ですが、間違いなくこれからそっちの方に雨雲が移動します。

とにかく、上川地方はどこにいても強い雨からは逃れられないようです! 

引き返そう! 決断は早かった。帰路につきました。

出発して間もなく、また雨が降り出しました。今度は雨だけでなく、強い風も一緒に付いてきます。木の葉っぱなんかもスポークに付いたりしています。

よかったと言えば、帰りの狩勝峠の上りはほぼ追い風が吹きまくっていました。何人かの人たちは追い風に乗っかって、グングン先を行っていました。

気がつけばもう頂上。あんなに降っていた雨も知らないうちに上がって、十勝側は青空だらけ。今、来た北西の方角も半分は雲が切れていました。「天使の梯子」もできています。

                        

一番条件が悪い時に悪い場所に行ったようです。天気もおじさんたちには容赦なく悪天候を与えてくれたもんです!

峠の食堂に入り、出発してからやっと腰をおろして昼食を取りました。着ているものも濡れていたり、とくにシューズ周りはグショグショ。食堂のおかみさんも気を使ってくださり、ストーブを入れてくれました。感謝、感謝!

外は十勝側は晴れていますが、風が一層強くなり突風状態です。

13:30少し前に峠を出発しました。外に出てすぐ、覆道の向こうに虹ができていました。おじさんたちの帰還をアーチをつくって迎えてくれているようです。

                        

上ってくるときは追い風のはずだったのが、下りは斜めから吹き上げるような風です。予報では、帰りは完全な追い風だと喜んでいましたが、芽室公園に着くまでは突風に悩まされっぱなしでした。雨が降らない分は喜びです。

途中、新得のPCで一度合流し、15:00過ぎ芽室公園に戻ってきました。

戻ってきたTBPメンバーと記念の1枚。皆さんお疲れさん、おじさんも疲れたよ!

                        

この後は17:00から、kazuさんの割烹でカレーを仕込んであるというので、一度帰宅し風呂で体を温め着替えをしておじゃましました。

この時期17:00は夕暮れです。割烹草乃にあるモミジも夕空に向かっていい紅葉を見せ、迎えてくれました。

                        

kazuさんが作ってくれたビーフカレー(でよかったのか確かめもせず)、冷えた体に気持ち良く腹に入って行きました。おじさんはお爺さんですから、一杯で腹いっぱい。でも、若い人たちは次々におかわりをしています。見ているだけでも頼もしい限りです。

カレーの会には、oakway武藤氏やトマムで別れた帯広Kさんも加わり、自転車談義や異業種交流を楽しませていただきました。

20:00近くに失礼してきました。

お世話してくださった方々、一緒に走ってくれた方々、終わってみれば本当に思い出深い一日をありがとうございました!

この日の200kmは、天候に阻まれ叶いませんでした。おじさんのサイクルコンピュータも途中でストップして125kmを指していましたが、ルート・ラボを活用した距離では、148kmチョットありました。

走行距離148km   AV25.9km/h   MAX59.1km/h   平均ケイデンス82    平均心拍134   最大心拍177