茂平の漁獲の大半は壷網と呼ばる定置網だった。
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「海に生きた百姓たち」渡辺尚志著 草思社 2019年発行
定置網漁
定置網漁は、決まった場所に常に網を設置しておき、そこに魚が入るのを待って捕獲する漁法であり、
マグロ・ぶり・イワシ・アジ・タイ・イカなどを獲るのに用いられた。
ミチアミ(誘導網)・ウンドウバ(囲い網)・ノボリ(登網)・ハコアミ(箱網)の4種の網が複合しものであった。

定置網を仕掛けておきさえすれば、魚群は放っておいてもハコアミに入ってくるので、魚群の到来を常に見張っている必要はない。
また、魚が入ったら、ハコアミの部分だけを曳き揚げればよいので、人手もあまり必要としない。
このように、定置網漁とは、漁にかける時間と労力を節約して、効率的に漁獲をあげる漁法であった。
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「海に生きた百姓たち」渡辺尚志著 草思社 2019年発行
定置網漁
定置網漁は、決まった場所に常に網を設置しておき、そこに魚が入るのを待って捕獲する漁法であり、
マグロ・ぶり・イワシ・アジ・タイ・イカなどを獲るのに用いられた。
ミチアミ(誘導網)・ウンドウバ(囲い網)・ノボリ(登網)・ハコアミ(箱網)の4種の網が複合しものであった。

定置網を仕掛けておきさえすれば、魚群は放っておいてもハコアミに入ってくるので、魚群の到来を常に見張っている必要はない。
また、魚が入ったら、ハコアミの部分だけを曳き揚げればよいので、人手もあまり必要としない。
このように、定置網漁とは、漁にかける時間と労力を節約して、効率的に漁獲をあげる漁法であった。