mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

台湾~台中、九イ分、夜の台北観光

2010-02-13 11:25:57 | Weblog

三日目です。
今日は台湾のほぼ中央にある天然湖、「日月潭」を経由して台中市を観光します。

「文武廟」は日月潭の湖畔北部にあり、日月潭湖畔観光のハイライトスポットであるとされている。
廟は1938年に建立され、1975年に再建された中国宮殿式の廟宇で、廟としては台湾で最大級のものといわれている。
廟は前殿、中殿、後殿の三殿様式になっており、前殿は文廟で文の神である孔子が、中殿は武廟で武の神である岳飛関羽が祀られている
 

   中国北朝宮殿式の豪華な文武廟。
 
   孔子様に孫の高校受験の合格祈願をしました。
  
台湾は「占い」が名物だそうです。ここにも占いが出来るように道具がおいてありました。 先ず願い事をして、右の三日月形をした木を二つ投げ、一つが表もう一つが裏が出ると左にある赤い籤を引いて、出た番号のおみくじを貰います。
因みに私も夫も「裏と表」が出ました。頂いたおみくじは吉でした。

ここから眺める“日月潭”は最高の眺めです。蔡さんの説明では湖面の半分が太陽の形、半分がつきの形をしているのでこの名前が付いたとか。
それに天気によって景色が変わるそうで、ゆっくり湖畔を散策してみたい気分です
が「ツアー旅行」では勝手は出来ません。  いつも「また、ゆっくり来ようね!」で終わってしまう私たちの旅です。


            【台中市観光】
台中市
は台北、高雄についで3番目の都市です。
四季を通して温暖な気候と、台風の被害が少ないので台湾人が住みたい都市
No.1に選ばれました。

「宝覚寺」
高さ約30mの弥勒像(布袋様)で有名な仏教寺院。
敷地内には他にも「日本仏教会」から贈られた“観音像”や“友愛鐘楼”がありました。


台湾は歴史が浅く遺跡などはないので、60年以上たった建物は保存の為このように上から別の建物を建てて破壊から守っているそうです。

日本人遺骨安置所(左)と日本人として亡くなった台湾人の慰霊碑(右)

中国人は本当にこの弥勒様(布袋様)が好きです。大陸(中国)でも済南の山の上にとても大きな像がありました。 写真の上の方に見えているのが大きな弥勒像の足です。
蔡さんが「この布袋様の耳を触ると幸運が来る。へそを触ると“ヘソクリ”が貯まる。」と教えてくれましたので、丁寧に触ってきました。


            
             【九份市内観光】
九份」は台北から東へ約45kmにある、日本統治時代に金鉱で栄えた街。 映画『非情城市』の舞台となって脚光を浴びた。 石段を登ると海を見渡せて気持がいい。
と、説明書にありましたが、ガイドの蔡さんの説明ではこの地方は365日の内300日は雨が降るそうですから余程運がよくないと美しい海の景色は見られないという事です。 今日も雨で全く見えませんでした。



狭い路地に軒を並べる沢山の食べ物屋やみやげ物店。
レトロな感じが良かったですが、なにしろ人が多くてゆっくりんら見られなかったのが残念。
      
蔡さんが名物の“芋団子”は是非食べて帰るようにと言われたので美味しそうなお店を探していたらハンサムなお兄さんが作ってくれるお店を見つけました。早速夫と二人で1杯注文し、分け合ってたべました。
写真の手前にある鍋に入っている3種類の煮豆と白玉のような芋団子入れ、シロップをかけて食べるのです。 日本のあっさりした“ぜんざい”を想像して下さい。

    
       この建物、何処かで見た気がしませんか?

「千と千尋の神隠し」の舞台となったという話です。 宮崎駿監督がここを訪ねられ、大変気に入り使いたいと思われたのだそうです。 この時、雨が降っていたので、皆急いでバスに戻っていきましたが、私は後で後悔しないように中に入って見せて頂きました。
店内も落ち着いた素敵な感じ(レトロと言うことばしかうかんでこない、表現力不足の私)でした。 ゆっくり椅子に座ってこの雰囲気を味わっていたかったのですが・・・。

案内書には『ノスタルジックな街並みが美しい』と書いてありましたが、何とも懐かしい暖かい感じのする街でした。  


          【台北101展望台と士林夜市散策】
いつもは夕食が終わると直ぐに解散なのですが、今日はOPで101に行く事にしました。 私たちには別に目的がありました。 私たちの所属する教会の神殿が台湾にもあるので訪ねてみる事にしました。    

 
台北101の接するショッピングモールの正面入り口

5Fから展望台のエレベーターに乗ります。
エレベーターを待っている間に101の写真をバックに合成写真を撮ることが出来ます。 記念に私たちも二人で写真に納まりました。

展望台行きのエレベータは東芝製で、毎分千メートルの速さで上昇できるように設計されていて、この速度はそれまで横浜ランドマークタワーのエレベータが持っていた記録を更新し、世界最速としてギネスブックに認定されたばかり。
展望台89階まであっという40秒で到達します。
上昇するような感覚があまりなく静かで振れも全くなく、すごい技術です。


      拝借写真
昼間だとこのように見えるのでしょう。でも夜もライトアップされていてとても綺麗でした。(写真はピンボケが酷くてアップできません。御免なさい!)
エレベーターを待つ間に、希望者は101の写真をバックに合成写真を取る事が出来ます。
記念に私たちも二人で写真に納まりました。

夜になって冷えてきたのか展望台のガラスが曇っています。
凄い眺めだと聞いていたのですが、少しがっかり。


「末日聖徒イエスキリスト教会 台湾神殿」
101見物が終わって、“夜市散策”に向う皆さんと別れて私たちはタクシーで「神殿」に向いました。 運転手さんは日本に出稼ぎ経験があるとかでとても親切な方でした。日本語はしゃべれませんが、夫の中国語が通じているようでした。 神殿の場所もご存知で直ぐに見つかりました。


ライトアップされていなかったので、フラッシュが届かずピンボケに。
“モロナイ像”も実際どちらを向いているのかわかりませんでした。



「士林夜市」

待っていてくれたタクシーで引き返し、私たちも“夜市”に出かけました。
タクシーのメーターはは302元(906円)を示していましたが、運転手さんは払った2元を返してくれました。
多く払った経験は何度もありますが、負けてもらったのは初めてでした。


あまり広くない道の両側に小さなお店がズラッと並んでいます。
値段を見ると日本よりは少し安いようですが、大陸(中国)よりは相当高い!
蔡さんの「ここは大丈夫よ!」と言う言葉に安心して“ゴーヤジュース”を飲みました。日本のゴーヤとは見かけは全く違う物でしたが、味はゴーヤでした。  
美味しかったかって? ビミョ~!
買いたい物もありませんでしたので、夜のお供にと、“天津甘栗”を買って帰りました。